「税理士「スクール・予備校・通学」のコツ・ポイント 1」のまとめです。
開業税理士です。
オーバーに言うと税理士試験合格って
オリオンピック出場を目指す選手のようなものです。
例えば、マラソンで出場を目指した場合
並居る強豪ライバルと一緒に凌ぎを削って練習するのと
一人でもくもくと公園などで練習するのと
どっちが出場しやすいと思いますか?
私の実体験を元に言うと
通信だとどうしても自己満&自分との闘いで
井の中の蛙になりがちです。
多分、1年ぐらいみっちり自宅でやったつもりでも
専門学校に全国模試などを受けに行ったら、
まわりの問題を解く速さだけで、圧倒されると思いますよ。
個人的意見ですが
受かりたいならTACか大原の通学一本だと思います。
いろいろな事情があっても、競争試験の前ではすべて言い訳。
大半の合格者がTAC,大原通学組から出ている以上
自分も同じ環境を整えないと勝負の土俵にさえ立てません。
場合によっては、転職や、引越しをしてでも
税理士試験に挑むうえで、最高の環境を整えるべきです。
そこまでしても、なかなか合格出来ないのが現状です。
もし、自分が死に物狂いでやっているライバル達より
自分は頭が良いと思うなら、好きな方法でやればいいと思います。
実際たまに天才っぽい人はいますので。
税理士試験受験生のほとんどが大原かTACのいずれかに通っています。
私はすべて大原で受講しましたが、直前のみTACも受講しました。
大原は取捨選択が上手で、狭く深く教わるといったイメージでした(狭いといっても、かなり広いですよ)。
範囲が限定される分、受講生の負担はTACよりも軽くなると思います。
テストはテキストに載っていない(教わっていない)ところもあえて出題し、考える力・初見の問題に対応する力を養っているように感じました。
これに対して、TACは広く浅く教えるイメージでした。
出題の可能性が低い論点や細かい論点も一様受験生に紹介し、余裕があったら覚えてね、という感じです。
大原で教えていない部分が出題されれば有利ですが、あれもこれもとなってしまうと一つ一つが薄くなり、重要な論点を落とす可能性があります。
テストはテキストに載っている部分から出題されることがほとんどで、覚えていたら点がとれますが、覚えていないければとれません。
税理士試験は丸項目(みんながとれるとこ)をとれれば合格できることを考えると、出題の可能性の高い部分を限定的・重点的にやる大原の方が良いのかなと思います。
以前、大原やTACで通学で勉強されて
ある程度のレベルの力があれば
大原、TACの通信でもいいと思います。
そうでないと、通信はキツイです。。。
初学者やまだ力がついてない場合は
TAC、大原の通学がいいと思います。
たとえ、通学に時間がかかっても。
土日をつぶす覚悟で。
LECや大栄(クレアール?)は、実力があって
何度やってもダメな場合の手段のような気がします。