税理士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2

「税理士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。

いわゆる受験校の授業についていければ、合格してもおかしくない程度の力はつきます。大体3時間くらいの講義の中で、講師が解説してその後計算問題を解かせるでしょう。あれで知識が確実なものになるのです。そして次回の授業の最初に前回学習した内容のテストを行いますね。あれで満点を取ることをまず心がけましょう。
その積み重ねが月末のテストの点数に反映されます。ここでも満点を目指しましょう。まず計算問題ができるようになることです。
やり直しは絶対必要です。できなかった問題は時間をおいて3回は解くようにしましょう。

理論は最初は砂をかむような味気無さを感じますが、条文を確実に暗記しないと合格できません。私の頃は、理論は理論サブノートそのもののような出題もありましたが、最近は事例問題になってきているようなので暗記すると同時に、整理して頭に入れることが必要になってきます。しかし、繰り返しになりますが基本は条文の暗記です。

計算でも理論でも細切れの時間をうまく活用して、一日に勉強した時間が2時間くらいになるようにしましょう。理論は机に座って覚えるより電車に乗っているときとかのほうが覚えやすいです。私は机に座ってやるのは計算が主体で、理論は覚えたかどうか確認するためにだけ、その場合は、時間を測って書くようにしていました。

年が明けて4月頃になると模試が始まります。もう新たに学習するところはありません。この時期は改正点に目を光らせましょう。改正点は出題されやすいです。

模試を受けたら受けっぱなしにせず、できなかったところをできるように頑張りましょう。この時期をどう過ごすかで合否が決まってきます。確定申告が終わったと思っていたら3月決算の大きなところがあるし両立の難しい時期ですが。

税理士試験は時間さえかければ誰でもできる問題です。時間が限られているから難しいのです。模試で時間配分の勉強をしましょう。また、過去問の研究も必須です。出題者も過去問には目を通しているはずです。同じ問題は出なくても傾向はつかめます。

後は試験を待つだけです。税理士の試験はやれば誰でも合格できる試験です。答えはきまっています。司法試験みたいに答えがいくつもあり理論構成ができるかどうかといったようなことが問われる試験ではありません。

 

 

理論暗記については、
「暗記したことがある」ということはあまり意味がありません。
学校に通っている人は、だいたいその状態だからです。
目指すのは「すべて暗記している」という状態です。

その状態になると「覚えなおし」は不要です。
必要なのは、簡単な確認だけです。

いろいろな意見に惑わされず、まずは暗記を完璧にしましょう。
暗記が完璧になって初めて基礎が固まります。

応用力は、その後、(暗記と比べると)割と簡単に身につくものです。

 

 

29歳で独立した税理士です。

週6日の授業は当たり前です。

人と同じことをしていて受かる試験ではありません。

1割しか受かりません。

私は自宅で勉強したことがりません。

すべて自習室です。

メリハリが大事です。