公認会計士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

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独学で受かることは通常ありません。
東大生でも予備校とダブルスクールになります。勉強時間はいわゆる高学歴などの勉強が得意な人で3,000時間前後です。倍以上かかって受からない人も沢山います。

日商2級レベルの科目もありません。一次試験である短答式試験でも、日商1級よりも相当難しいです。日商1級も日商2級からかなりかけ離れて難しいです。

企業論ではなく企業法です。会社法と周辺の法令を指します。

選択は個々人の背景によりますが、得意科目がなければ通常は経営学です。

どうしても独学で始めたいのであれば、市販の参考書で日商簿記1級や税理士簿財を目指すと良いでしょう。それらを適性試験と考えて、それらの合格を機に、予備校に申し込んで会計士試験勉強を本格的に始めたら良いと思います。

 

 

公認会計士は
極めて難しい試験です。司法試験に次ぐ試験だと
いうのが一般的な認識です。少なくとも日本の
資格試験の中でも3本の指には入る難易度です。
日商簿記の難易度を1とするなら、公認会計士の
難易度は10だと言われています。
独学で半年くらいで受かる人がいるというのは、
都市伝説並の話です。予備校に通っていても1年
で受かる人は極めて稀です。

 

 

>公認会計士を今から勉強するとして なにから始めるべきですか?

⇒資格予備校(TACや大原簿記等)を訪問して講座の申込することです。

>参考書を買うとして注意点はありますか?

⇒資格予備校のテキストおよび資格予備校の指定する参考書のみを買えばいいです。あとは購入不要。

>その他必要なことはありますか?

⇒資格予備校の指導の下必死に勉強するのみ。

 

 

公認会計士です。

会計士の資格を取るために必要なことは、下記です。
①短答式試験に合格する。
②論文式試験に合格する。(この時点で公認会計士試験合格者となる。)
③2年間の実務経験を積む
④実務補習所(学校のようなところ)を卒業する
⑤実務補習後に、修了考査と呼ばれる試験に合格する。
⑥公認会計士登録をする。
です。

大変なのは、①と②です。
下の方が書いていたのは①と②の試験科目のこと。
(今は二次試験とは言わないので間違い。)

①は
・財務会計論(簿記と財務諸表論)
・管理会計論
・企業法
・監査論
の4科目

②は
・会計学(簿記と財務諸表論と管理会計論)
・企業法
・監査論
・租税法
・選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のいずれか)
の5科目が試験科目です。

勉強すべきは7つの学問。それをまとめたりのぞいたりして短答式試験、論文式試験が作られているだけ。
日商簿記は、7つのうちの1つか2つの科目のごく一部です。

日商簿記だけでは、全体の勉強量の20%にも満たないと思いますよ。
①と②は、専門学校に行かないとまず受からないので、TACとか大原といった専門学校に行ってみて話を聞いてみたらいかがでしょうか。