環境計量士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2

「環境計量士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。

環境計量士(濃度)資格者です。環境計量士は、環境計量証明に必要な資格で、おもに分析化学の領域の試験となります。
環境化学系の学生であれば、きちんと勉強すれば取れると思います。
でも、計量法や統計 (誤差論など) も出題されますので、試験に対応した勉強しなければ、合格は出来ないでしょう。
まずは、過去問集を入手して目を通してみるのがオススメです。
で、過去問を軸にしてその周辺を勉強しておければ、大丈夫でしょう。

 

 

一発合格した者です。
化学を専攻している現役の学生さんなら、物理化学、有機化学、無機化学などは楽勝かと思います。
問題はカテゴリーが4つあり、
①環境計量士に関する基礎知識
②化学分析概論及び濃度の計算
③計量関係法規
④計量管理概論

このうち、③と④は正解率六割が必須です。
①と②は、受験者の結果によって、全体が悪ければ合格に必要な正解率が下がりますが、まあ、六割は目指しましょう。
というのも、合格率を15%にするために、①②の結果で調整するためです。私の時は50%くらいでした。簡単な当たり年なら、六割以上ですね。
今から勉強されるのでしたら、いきなり過去問を集めた問題集にはいるのがよいかと思います。
で、それを三回、四回、繰り返し解くことで、正答率を上げ、最終的に全問正解出来るようにしてください。
③④はいわば法律関係なので、過去問から外れた問題は出ませんからこの勉強法なら楽勝と思います。
①②はバラエティに富んでいますが、基礎知識があれば繰り返し解くと、「問題の解きかた」に馴れてきます。
法律で分かりにくい問題は、ノートに書き出すなど工夫してみて下さい。

 

 

勉強法
法律(計量法、環境基本法を筆頭とする環境関連の法令)
測定技術
計量管理概論(主に統計学的なこと。)
物理や化学の知識
が必要です。

 

 

過去問を購入して勉強するのが一番だと思います。

 

 

この試験は、かなり広範囲から出題されておりますが、結構類似問題が多く出題されています。
参考書は複数の出版社から出ていたので、300ページほどの参考書を2冊反復して勉強しました。
私の場合過去問題から5択の問題全て書き出して、何が間違っていて正解は何か、ノート数冊にびっちり書き込みました。
コツコツやるしかないと思います。