環境計量士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

「環境計量士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

環境計量士試験は四項目ありますのですが其々六割以上正答する必要があります。
①環化
・法律問題は過去からの傾向からは大幅に外れないので、完璧に暗記しましょう。
・有機化学 これも基本的に暗記です。
・物理化学 微積分が出来て、気体の状態方程式、熱力学法則を理解する事
・物質の性質 高校化学、数学です。
・無機化学 高校化学と大学教養レベル
★化学は基礎中の基礎しか出ないのでしっかり理解して下さい
②環濃
ガスクロなど基礎的な分析原理と、JIS法(この成分は何法で測定しますか?のような)。つまり、ひたすら暗記。
③法規 計量法。ひたすら暗記。
④管理 基礎的な統計学

①から④、全項目で理解しないとダメです。難しいからコレは捨てた~みたいな事は出来ません!
ただ、物理化学が解らないからと本格的に勉強しなくても、基礎しか出ないので、環境計量士の参考書の範囲内で勉強すれば大丈夫です(むしろ時間がない)。
スケジュールとしては、年内に参考書を終わらせる。読み込み、ノートなどにまとめ、練習・演習問題を全て解いて完全に理解する。
年明け 別に購入した問題集を繰り返し解く。特に①の化学は、理解も必要ですが、本番でパニックにならないためにも、より多くの問題を解いて、解き方に馴れることが必要です。必ず自力で全問正解になるまで繰り返します。最低三回(なお、法律系は、何故これが正解で、他の選択肢は間違いか?まで答えられる事)。先に合格ラインは六割と書きましたが、問題集で十割正解しないと本番で正答率は六割以上になりません。

 

 

どの区分かにもよりますが、濃度関係であれば、環化以外であれば過去問をやりこめば合格点に達します。過去問題集は発売されているのでご参考ください。

環化の25問のうち5問は法律問題なのでこれも過去問と法令を読み込めばできるようになります。残り20問は高校レベル~大学レベルの化学の問題です。例年通りというわけでもなく、毎年いろんな問題が出ます。高校化学が分かるのであればあまり苦労はしないと思います。

 

 

自分が受験したのはもう10年くらい前なのですが、ほぼ過去問だけでしたね。5年分くらいのをマスターして行って、8割方とれました。

 

 

択一式なので、過去問から攻めるのが常套手段です。

補足
あまりに難しく感じるのであれば、
基本テキストでの勉強が必要ですが、
それでもまずは過去問を3年分ぐらい
一通り解いてみて下さい。
解けなければ、初めから解説を読んでもいいです。
自分の力と試験の出題傾向を把握することから
始めましょう。