「弁理士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 4」のまとめです。
弁理士の資格試験の勉強方法については、かなりシステム化されていると思うので、資格専門の学校に通ったり、通信教育で勉強すればいいと思います。
会社が終わってから毎晩数時間勉強して、土日の片方は半日以上勉強するくらいなら、1年強でひととおりのことはできるはずです。
問題なのは、試験が年に1回しかないので、1回過ぎると、1年先延ばしになってしまうことです。だから、「どのくらいの勉強量」といっても、簡単に数年程度の誤差(人生にとっては余りに長すぎるのではないか?)が生じてしまい、意味のある話とは言いがたいと思います。
それと、理解力とか勤勉さがあっても、いわゆるペーパー試験で結果をだすのが苦手な人っています。そういう人はドツボに嵌ります。
弁理士試験の過去問をごらんになりましたでしょうか。
物理系の工学部出身なら、物理系の問題はすぐにでも解けるレベルだと思います。
学校の教科書の復習が良いと思います。
それから、弁理士試験では、知的財産権の法律が難関です。
要するに短答試験と、論文の必須試験です。
これらの勉強を開始されることをお勧めします。
法律の勉強に比べると、論文の選択科目はなんとでもなります。
受験機関に通っているだけで受かる試験ではないので、通うのならば予習と復習を必ずした方が良いですよ。
弁理士試験は、才能や学歴で受かるのでなく、努力で受かるものです。