弁理士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

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4弁理士です。

この手の資格は短期集中でやるべきです。
2~3年独学はお勧めしません。
暗記が多い科目ですので、独学では、重要でない部分をひたすら暗記したり、暗記の程度を軽くし過ぎて間違った勉強する可能性があります。
通信教育の講座をすぐ申し込みましょう。
とにかく受験機関の論文答練を受けて、勉強の方向性があっているかどうかを常に把握できている状況にする必要があります。

試験は毎年受けるべきです。

あと、弁理士の仕事は試験と実務は直結しません。
実務未経験なら稼げないので、給料は大幅に下がると思ってください。
となると、すぐ受かってすぐ実務経験を積んだ方がいいです。

実務をしながら受けているならともかく、そうでないなら時間をかけるのはお勧めしません。
一年合格が遅れることで実務を積むのが一年遅れるということで、相当な機会損失になると思って金銭は惜しむべきではありません。

 

4まず、「オークションで参考書や問題集を落札して勉強を進めて行こうと思っています。」と言っている限り合格できません。
勉強が進んできて実感できるでしょうが、ここで少々想像力を働かしてみてください。

必須4科目である工業所有権法ですが・・・

H23,H20,H18,H17,H16,H15,H14

最近10年ちょっとの間で改正のあった年は上記の通りです。
つまり、平均で2年に1度以上の頻度で改正しており、ごく一部の最新版を除き、オークション等で出品されている参考書等を使って勉強した場合、古い法律・・・つまり誤った内容で勉強してしまう事になります。
また、オークション等で出品されている参考書等には、当然最新判例などは掲載されておらず、情報自体も足りないものです。

特に初学者であればあるほど、法改正前後の情報が整理されていないと混乱しやすく、勉強が進んでいない時期ほど独学は迷走しやすいです。
司法試験と違って、産業振興に直結した工業所有権法は頻繁に改正がされます。特に最近はIT方面を中心に技術の進歩が速く、法律の改正も時代に合わせるよう、躊躇なく頻繁に改正されてゆきます。

従って、弁理士試験の勉強方法としては、最新情報をいち早く取り入れる弁理士試験予備校の講座を受講するのがもっとも確実で、最も合格に近い勉強方法となります。
また、初学者程、予備校の効果は大きいので、先ずは通信教育の基礎講座の受講をおすすめします。

また、不合格の経験も貴重な経験で、来年以降の糧となります。
本試験は最も翌年の本試験に近い模擬試験となりますので、必ず毎年受験することをお勧めします。

 

4弁理士です。

すぐ予備校行きましょう。

LEC、TAC,代々木塾が有名です。
実務をやっていない方の独学はお勧めしません
(実務をやっててもお勧めしませんが)。
重要なところから勉強するのがコツですが、独学で工業所有権逐条解説を読んでも何が大事か段々わからなくなって挫折するか、右から左で読んだけど、よくわからないままそんなものかと流して終わるのが落ちです。