「電気工事士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。
第二種電気工事士から始めて下さい。二種は高卒者なら電気の知識が無くても受かるでしょう。試験の申し込みが3月、6月に有りますので、上期、下期のどちらを受けるか決めてから勉強を始めて行きます。まずは本屋さんで第二種電気工事士受験テキスト、過去問題集を買います。本をみると、電気理論、法令、施工法、配線図、鑑別に大体別れていて、50問中60%合格です。従って、計算が苦手でも、他で点が取れれば、計算は捨てたとしても合格出来ると言えます。アドバイスとして、鑑別、配線図は完璧に覚えて下さい。電気工事をする為に一番大事な事でも有るし、点を取りやすい所です。それから、施工法、法令、最後に計算問題と勉強して行った方が良いです。テキストと過去問題集と照らし合わせて行けば、大体の出題パターンが分かる用に成って、60%~80%を越える位点が取れる用に頑張って下さい。分からない問題を幾ら遣っても時間が必要になるし無駄なので、分かる、覚えやすい所からやりましょう。
一番問題なのは実技試験です。こればかりは、練習を重ねて行き、体で覚えるしか有りません。教材費も馬鹿に成りません。学科に受かった後、実技まで2ヶ月有りませんから、学科と実技を両方勉強して行かないと駄目です。
ちなみに、第一種電気工事士は、第二種合格後、実務経験5年必要で、借りに、第一種を先に受かったとしても第二種が無いと実務経験が認められませんので第二種電気工事士から受験して下さい。中卒の私が両方一発合格して居ますから、余り難しく考えない方がいいですよ。
当方文系、完全独学で取得しました。
現在は電気工事施工管理技士を取得し、電験三種を目指しています。
二種電工は電気系入門資格のため、簡単と言われますがなめると落ちます。
学科は過去問の反復練習でクリア出来ると思います。
実技は事前に公表問題が発表されますが、制限時間内に仕上げるのは練習をこなさないと厳しいです。
一種は実技時間に余裕がありますが、二種は初めてであれば納得できる練習量をこなしていないとしんどいですよ。
バリバリの職人で複線図が3分で書け、会場で緊張せずにできるのなら別ですが・・・。
実技対策はワイヤーストリッパをおすすめします。
ナイフ使って被覆剥いてる人なんてまずいません。
手で引っ張って剥くホーザンではなく、ワンアクションで外装と被覆を一発でむけるものがオススメです。
マーベルやロブテックスのものがオススメです。
時間短縮に効果てきめんです。
勉強方法
「計算問題編」
計算問題は毎年8問前後出題されます。
結構手の込んだ問題も出ますので完璧は求めなくても良いが
2~3問は確実に正解させる必要はある。そこで
①電線の抵抗
②合成抵抗
③ブリッジ回路平衡条件
④電力・電力量・熱量
⑤単相交流回路
は解ける様にして下さい。「はあ?そんな余裕ねーよ?」って場合は
最低①②③は出来るようにして下さい。
「配電理論・配線設計編」
この分野の計算はかなり難しいので捨てます。ただし
①電圧の種別
②過電流遮断機(ヒューズの溶断時間)
③配線用遮断器の作動時間
④絶縁電線の許容電流
は簡単なので覚えてください。(丸暗記で良い)
「電気機器・配線器具と工事材料・工具」
①照明器具
②電気機器・配線器具と工事材料・工具等
理屈抜きです丸暗記して下さい。
「電気工事の施工方法編」
この分野も暗記モノです。覚える量も多く正直苦しいと思いますが
確実に出題されますのでスルー出来ません。
しかしここで時間を費やす訳には行きませんので
こま切れ時間を利用するなどをして地道に暗記して下さい。
「検査方法編」
この分野は毎年2~3問出題されます。
しかし覚える内容は少ないので楽です。確実に暗記して下さい。
「保安に関する法令編」
この分野は毎年3問ほど出題されます。
正直覚える内容が多いです。
しかし確実に出題されるので見過ごせません。
丸暗記が1番ですが無理でしたら最低でも過去問丸暗記で対応します。
「写真集(名称と用途)編」
この分野は毎年4問前後出題されます。
死ぬ気で覚えてください。1番楽な所なので減点は許されません。
「配線図編」
この分野は毎年必ず20問出題されます。
死んでも覚えてください。ここで点数が稼げないと落ちます。
ただし最少電線本数(心線数)は捨ててください。
(電線本数を理解するのにはそこそこ時間がかかりますし1問だけですので)
補足
過去問題10年分が9割以上正解すれば、ほぼ合格出来ます。
過去問題集を5周以上解きましょう。
実技
ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい~っと合格
ストリッパー
HOZAN VVFストリッパー P957
HOZAN P-925 合格ゲージ
ロブテックス製と迷うのですが大多数は
ホーザン製を選んでいますので
ハズレは無いと思います。
電工ナイフ
HOZAN Z-682 電工ナイフ
どのメーカーでも構いませんがあまり切れ過ぎも困りますので
このナイフの切れ味が丁度いいと思います。
ペンチ
HOZAN P-43-175
ペンチはこれが良いです
刃の反対側の凹みを利用して電線を切断すると
1秒で埋め込みスイッチ等の長さが揃えられます。
ウォーターポンププライヤー
HOZAN P-244
はっきり言ってどこのメーカーでも良いのですが
そこそこ質が良く安いのでホーザン製。
マイナスドライバー
HOZAN D-630-100
これもどこメーカーでも良いのですが
そこそこ質が良く安いのでホーザン製。
プラスドライバー
HOZAN D-332-100
これもどこのメーカーでも良いのですが
形状はラウンドタイプの方がブレないので
このホーザン製が妥当です。
リングスリーブ用圧着工具
ロブテックス AK17A
バラで買う理由はこの工具の為です。
重大欠陥回避の最大の重要工具。
マークに万が一「大」が必要となった場合
この工具が無いと落とされます。
しかもホーザン製の圧着工具を使った際マークが薄かったので
圧着工具はマークが確実にくっきり出るこのロブテックス製が良いです。
プレートはずしキー
パナソニック WV8400
何度この工具に助けられたか分かりません
この工具は絶対あった方が良いです
マイナスドライバーで器具を外す場合破損する恐れがありますが
この工具を使えば壊さずに器具を外す事が出来ます。
定規
何でも良いのですが布尺はヨレヨレで使い辛いです。
プラスチックの定規か巻尺、若しくは両方あると良いです。
工具箱
何でも良いです。
クリップ
HOZAN P-926 合格クリップ
これは好き好きでしょうか・・・