看護師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

「看護師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1 」のまとめです。

第104回看護師国家試験に合格した者です。

過去問のプール問題は、そのまま出題されることは希です。過去問を数年分みると傾向が分かると思います。
そのため、問題と答えだけ覚える勉強方法では解けません。大切なのは「内容を理解すること」です。
問題と答えを覚える勉強の仕方では、何回やっても意味がありません。逆に、内容を理解できれば、1回で良いと思います。

以下は私の実績です。勉強内容は以下の通りです。
・過去5年分の正答率70%以上の過去問(ある予備校が問題集を出しています)
・過去10年分の必修問題
勉強するときの注意点は、
・まずは問題を解いて分からない問題と間違った問題を絞り出し、その問題だけ勉強する。
・問題と答えを覚えるのではなく内容を理解するように勉強する。
・書くのは時間の無駄。読んでポイントを理解する。

私の普段の成績は、可もなく不可もなく、模擬試験では毎回全国平均程度でした。
その私が、必修48点、一般状況設定186点で合格できました(ボーダー159点)。
勉強期間は5日間程度です。

 

 

勉強の仕方は人それぞれですが私はまずは各臓器の解剖生理や働きと主な疾患について勉強しました。
医学書院の過去問が各臓器ごとに分けられているので基礎を勉強して過去問を解く。
基礎がわかっていないと応用は解けません。最初の段階から過去問を解いてわからない問題について調べるだけでは各分野を表面的にちょっとずつつまんだだけで本当の理解には繋がらないと思います。国試の出題ポイントや形式は毎年似ていますが万が一まったく新しい問題が出てしまうと答えられません。

基礎を身につけて過去問を解くとわからない問題があってもわからないのレベルが違うし、解説を読んでいるとさらに疑問が出てきます。その疑問を解決するためにさらに勉強して…の繰り返しでかなりの知識が身につきます。
基礎がわからないと疑問に思うことがなく、解説をよくわからないまま鵜呑みにしてしまうのでなんの力にもなりません。

調べたことはレビューブックに追加したら自分だけの参考書の出来上がりです。調べて「まとめる」という行動が一番理解へ繋がります。

基礎からって最初は気が遠くなるけど今週は心臓、来週は肺と自分の中でスケジュールを立てて計画的にすすめていけば全項目を基礎からやったとしても2、3ヶ月あれば終わります。あとはひたすら過去問を解いて傾向をつかむのみ!

予備校でも医学書院の過去問を一通り3回したら国試は受かると言われているらしいです。

 

 

私の場合、実習が全て終了したのが3年生の11月末だったので、真面目に勉強したのが2ヶ月半なかったと思います。
それでも受かりました。

終えてみて言えるのは、短期集中してやれば受かるということです。
実習中は実習に集中して勉強出来なかったんですが、意外に、その実習が国家試験の勉強に繋がってくるのです。

受け持たせて頂いた患者さんを思い出しながら勉強すると、凄くよく分かりましたよ。

講習にも、本当に数日間だけ行きましたが、正直行かなくても良かったなと思いました。

不安ならば行くのもいいと思いますが、自分に合うやりやすい過去問集を買って数回解くので十分だと思います。

 

 

104回に合格しました。
ぼくは、ほぼ必修メインで勉強してました。過去問は、アプリで何回か勉強したくらいで、必修46点、一般状況187点でした。
とにかく必修が大事だと思います。