行政書士資格試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 10

「行政書士資格試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 10」のまとめです。

4私は行政書士の勉強を始めて5年(5回)でやっと合格出来ました。
独学でしたので市販のテキストは毎年増えて行きました。

ただし1年目はuーcanの通信講座買いました。(テキストだけやって、通信講座の質問やテストなんかは全然利用しなかった。)
初学者にはめちゃくちゃわかりやすいと思う。

やはり苦手分野をとことんやることが合格の秘訣でしょう。
民法でも物件が苦手、物件の中でも抵当権が苦手…と細かく苦手分野を絞って行き、逆に得意分野にする。これは行政書士試験に限らず、受験勉強の基本でしょう。まあこれは試験2ヶ月ぐらい前から集中的にやったね。

5年前に買ったuーcanのテキストは最低7回は読んでると思う。でもそれだけじゃなく同じ分野でも新しいテキストを買って新しい気持ちで読む。それも大事。同じテキストばかりだと飽きるからね。レベルが高い本を探すことが大事。近年行政書士試験かなり難しいので、特に行政書士試験の特徴が「間違ってるのはいくつあるか?」っていう問題形式。全部間違ってたり、全部合ってることもある。こう言った形式は司法書士試験でも司法試験でも少ない。こういう形式の問題は司法試験よりも難しい、結構出る。

あとは一般教養がネック。
公務員試験で出るような経済、政治、社会、世界をもうちょっと難しくした感じ。IT,個人情報保護法などは仕事上使ってる人なら有利かも、ITは1問か2問ぐらいしか出ないけどパソコンやセキュリティー、ネットワークの基本的な知識を問われる。

仕事しながらの受験生活だったけど、勉強時間は平均2、5時間ぐらい、ー多い日でも平日4時間、休日5時間。
受験2ヶ月前からは平日4時間を切ることはなかったな。
そして試験10日前からは1日10時間(脳がスパークする感じがした)

自分の感覚では宅建の10倍ぐらい難しいと思った。

あとは業務の勉強は合格してからにしましょう(試験に出ない)。行政書士業界の勉強なら息抜きにどうぞ。

 

4昨年試験に合格し、今年から行政書士として仕事をしています。
個人的な意見ですが、ユーキャンの教材では映像教材が無く初学者には少々物足りないように感じます。
やはり、映像教材が合った方が勉強がはかどると思います。
資金に余裕があるのであれば、LEC、TACと言った専門学校の教材を使うのが短期合格には一番と思いますが
資金を低く抑えたいのであれば、フォーサイトなどでもいいと思います。
実際に私はフォーサイトのDVD講義で一発合格しました。

ただフォーサイトは講義のみで模擬テストなどの添削は無いので、テキストを一通り勉強してからは、自分で問題集などで問題を解きながら勉強する必要があり、講義も基礎的な内容なので、近年難可傾向にある試験に対応する為には少し不安があります。
これも個人的意見ですが、無理して最新年度の専門学校の講義を受講しなくても1・2年前の物をヤフオクなどで安く購入し、それを終らせてから、LECなどの最新の過去問を買って勉強するというかたちでもいいような気がします。

試験の経験者として一番言いたいのは、試験を受けると決めてからは、ネットなどで余分な情報を探さないことと、出来るだけ短期合格を目指すということです。正直、1年以上勉強してもあまり効果が上がらず、逆に細かい情報をネットなどで探すようになりかえって合格が遠くなってしまうと考えます。
基礎の知識を固めて後はひたすら過去問を解く。一番オーソドックスなやり方ですが、これが合格に一番近い方法だと思います。