中小企業診断士資格試験を合格するための勉強時間・期間のまとめ 2

「中小企業診断士資格試験を合格するための勉強時間・期間のまとめ 2」です。

42009年に合格して昨年登録した企業内診断士(40歳代)です。

一般的に診断士受験は1,000~1,500時間の勉強が必要だと言われてるのはご存じかと思います。
実際私は、2008年10月から某予備校に通い、1年1,300時間(1次1,000時間・2次300時間)をかけました。

 

4受験校のパンフレットには、合計1000時間とありますが、これは相当に学習能力と効率の高い一握りの人だと考えて下さい。
普通の人を目安にするなら、ストレート合格(1次2次を同一年度に合格する人)で1次1000時間2次500時間は最低必要ですね。しかも1次試験は8月ですが5月ぐらいからは10月の2次試験に向けてダブルで勉強する人がストレート合格者には多いみたいですね。しかしストレート合格する人はほんの一握りです。殆どの人が2次試験は何度か挑戦して合格する人です。平均で合格までは3~4年かかるのが現実です。そうすると2次試験に費やす時間が増えてきますね。3年目で合格だとすると、1年目1次1000時間2次500時間、2年目500時間、3年目1次500時間2次500時間としても3000時間ですかね。もちろん内容や集中力により変化するので目安と考えて下さい。

 

4企業内診断士です。

一次試験はある程度製造現場でIEや品質管理の実務をしていれば、ある程度の大規模工場の工場長クラスを経験していれば、毎日の仕事で使いますので、経営論、運営管理、法務、経営情報システムは過去問を解いて解けないところを知識補充でワタシは部分合格しました。その他は受験校の通信で自宅学習で取りました。

二次試験は独学では辛かったです。むしろ実務者では専門知識や経験が邪魔をするようですので、試験としての割り切り回答の練習が必要です。 それで、会社で朝8時から19時まで仕事をして、自宅にいる時間は夜の20時から朝の6時までです。その間に勉強時間を取るために、帰宅して直ぐに寝て早朝3時に起床で3時間毎日勉強と土日は終日当てました。1〜2次まで合計4年掛かりました。 働きながらですから、生活には困らないし、大手企業の幹部なら独立診断士の稼ぎより多分多いでしょうから、4年間のモチベーション維持の方が問題となります。
余りダラダラすると挫折するのである程度金で時間を買うような事をしないと、続かないと思います。

 

41次に限ったことを言えば700時間~1050時間ぐらいが平均ではないでしょうか?(1科目あたり100~150時間程度)但し、これだけやれば楽勝というのではなく、当日万全の体調で、緊張からうっかりミスも多少ありでギリギリ合格ラインぐらいですね。

2次試験は御承知の通り、筆記試験です。これを突破しないと診断士にはなれません。ここが最大の難関ですね。勉強時間は300時間~無限です。よく受験校の目安勉強時間は1000時間と書いてありますが、それは相当に学習能力や効率の高い人の基準です。毎年2万人受けて800人程度が合格しますが、この中で同じ年に1次・2次をストレートで合格する人は2割(160人)ぐらいで、さらに1000時間程度の勉強時間で合格する人は、さらにその2割といわれています。

平均すると3年ぐらいは取得に時間がかかりますね。特に2次試験は、1回1次試験を突破したあと、毎年復習程度で1次試験を合格した人がごろごろと受けるので、1次試験とは難易度が全くことなります。もし診断士試験を受けるなら、ストレートで合格!ぐらいの気合いをいれて勉強して下さい。