「不動産鑑定士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。
鑑定評価理論の1科目=他の4科目全て だと思っています。
会計学で苦労する人は居ませんし、経済学も会計士みたいな難しいものではありません。
鑑定士試験の短答は、合格する上では軽く流して通るのが当たり前程度の試験です。
あれで苦労するようでは、論文試験突破など有り得ませんが、サラリーマン受験生は、結構、短答程度でも苦労しているようです。短答は、宅建の2倍程度の負担でしょうか。
勉強方法について
短答式を独学で挑戦するのは決して無謀ではないと思います。
実際、独学で合格者が勉強法などを公開しているサイトもありますね。
宅建より難しいかは人によって捉え方が異なりますが、合格率だけ見れば宅建の方が難しいんですね(短答式 平成27年:宅建士15.4%, 鑑定士30.6%)。
独学の一つの目安としては、「鑑定評価基準をすんなり理解できるか否か」の部分が大きいです。法令と違い基準全体は一種のストーリーとなっているので、”暗記型”よりは”理解型”の人の方が有利な側面があります。
一度基準を読んでみて過去問を解き、その習熟度に不安があれば予備校等を利用するという手もありますよ。
不動産鑑定士は、「不動産鑑定評価基準」というものを、それこそ一字一句暗記しなければならないので、まさにマシーンにならないといけません。また「行政法規」という科目もかなり暗記量は多いです。
その代り、「民法」「経済」「会計(財務諸表論)」などは、丸暗記ではなく、ロジカルなので、それほどつらくはないです。
未経験者だと2000時間以上は勉強時間確保したい資格のはずなので
7か月⇒210日
1日平均10時間 やれれば受かりますね。
アルバイト以外の時間をフルで使えばいけると思いますが。。。。
できないとは言いませんが、2年がかりぐらいで受けに行ったほうがいいと思います。
論文については基本丸暗記です。てにをはまできっちり暗記をする必要はないのですが、基準で書かれている内容を正しく記述する必要があります。各々定義については完璧に暗記し、補足とか説明の部分は少々精度が落ちていてもいいというような事でしょう。昔から「自分の言葉で説明している答案は、きっちり基準の言葉で書かれている答案に比べるとやはり見劣りする」と言われています。頭から全部暗記していくのではなく、定義など重要な部分の暗記から初めて、暗記の部分を広げていくというような勉強法が一般的かと思います。
宅建と鑑定士のレベルが違いすぎます。
お金があるなら通学したほうがよいですよ。