「気象予報士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。
予報士ですが、意外と大丈夫ですよ。
自分は独学で2回で合格です。
微分積分や偏微分ができなくても
基本的には予報士試験の問題は解けますし
完全文系人間でも、簡単な大気力学などの理論がわかれば、ほぼ解ける問題です。
自分の周りの予報士も
半分以上は文系の人間ですので安心して勉強してください。
参考書を完璧にやって
あとは過去問をコツコツ解いていけば、
大体大丈夫でしょう。
そこまでやって不安な点があるならば講座を利用するという形でも
OKですよ。
私も独学で合格した者ですが…
高校物理を取っていなくても、気象予報士試験に必要なのは高校物理の教科書のほんの数ページ分ですので、たいしたハンディにはならないでしょう。
一般知識の数式について。
インターネットや書籍では「一般気象学」が一般知識のバイブルのように言われているようですし、実際元ネタ本かもしれません。
しかし試験に合格するだけなら、はっきり言って「一般気象学」ほどの数式の理解は必要ないです。
せいぜいナツメ社の「完全攻略テキスト」や技術評論社の「かんたん合格テキスト」などの受験用テキスト程度の数式の理解で十分です。
ただ「一般気象学」からの細かい知識問題もありますので、時間があれば読んでもいいでしょうけど、通常15問中4問は間違えていいわけですから、やはり読まなくても合格は可能です。
もしこれらの本をお持ちでなければ、可能であれば大手の書店で立ち読みでもしていただければいいかなと。
これらの受験用テキスト程度の簡単な数式は理解していないと難しい問題もありますが、一方で暗記した公式に与えられた数値を当てはめるだけで解ける問題もあります。
あるいは第38回問1のように厳密に計算しなくても推理パズル的にわかる問題もありました。
問題そのものの難易度は、合格基準点が低い傾向にある一般知識の方が難しいのかもしれません。
合格率は一般知識と専門知識で同じくらいになるよう調整しているのかもしれませんが。
微分方程式なんて理解できなくても
予報士試験は大丈夫ですよ。
要は、要領です。
しっかりと基礎を理解できて応用できれば
最低限の数式(計算問題などの数式)だけで理解できるようになります。
言葉によって理論を説明できる程度でも
全然大丈夫なところは多いです。