「弁理士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。
初心者が、工業所有権逐条解説(いわゆる青本)を通読するのは、絶対にしてはいけません。挫折します。
受験機関の初級講座(入門講座)を受講するのが最も良い方法です。聞いた方が早いからです。
色々方法はありますが、お奨めはLEC、TAC、代々木塾あたりの初学者向け講座を受講するのが良いと思います。
時期的(※1月)に通学は無理(夏前後からの開講が多い)でしょうが、通信なら受講可能だと思います。
あと、今年の1次合格は今からではまず無理だとは思いますが、模試のつもりで5月の1次試験を受験する方が良いでしょう。
来年度、発挑戦より一度経験済みの方が、落ち着きや時間配分など、圧倒的に有利です。
弁理士です。
この試験は手ごたえがない勉強と言うのが一番危険です。
なぜならば、幾らでも間違った勉強が出来るからです。
合格レベルと比べて非常に高いレベルの事項まで手を広げる(論文試験で書ききれないレベルのことを覚える)ことや、
合格レベルに足りないレベルの勉強をずっと続けるなど。
また、重要な事項がどこかわからず、全部の事項を同じ時間で勉強しているなど。
漠然としている状況でしたら、予備校を利用した方がいいですよ。
時間がかかればかかるほど、条文集や判例集を沢山買いなおすことになりますし、受験料もかかります。
法改正も多くなります。
独学は自分なりに、予備校は必要ないなと思えるようになってからやった方がいいですよ。
理解度チェックは論文問題集を使うといいでしょう。
このときも予備校の論文答練を使った方がいいです(どの程度書けばよいかを第三者にチェックしてもらえる)。
なお、短答問題集は細かい問題が多く、全体像を把握するには不向きです。
初学者の段階で手を出すと、全体像がわからずに細かい知識ばっかり勉強することなり、自分を見失います。
お勧めしません。