社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 13

「社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 13」のまとめです。

4私は1年で合格しましたが、それでも、試験4か月前に受けた「中間模試(基本問題中心)」では、合格圏内には入っていませんでした。
科目別に勉強していたのが、一度に全科目を解くとなると、各科目の違いなど、頭の中で整理できていなく、結果、点に結びつかないと思い、それから4か月は、科目横断学習に力を入れました。
また、私の後輩で、4年目に合格した者がいますが、継続して勉強していると、どこかで、雲が晴れるように、点が取れていく時があったとも言っていました。
それが、早いか遅いかの違いです。継続は力なりです。

 

4社会保険労務士の標準学習時間は800時間です。
働きながらの学習は平日だと精々1日2時間が限度なので、1日2時間かつ日曜8時間ペースだと月80時間程度を10ヶ月の学習になります。
今年11月までに開講の社労士講座を受講するのが一般的です。

通学講座のカリキュラムを全うした受講生でもほとんどが不合格になります。
教育訓練給付制度公式サイトによると、社労士講座受講生の合格率は約20%です。
上級コースは30%ですが、速修コースは10%です。
全くの初学者がどうしても一発で合格したければ通学講座がほぼ必須と心得るべきでしょう。
通信講座でも挫折者が多いのに、独学では話になりません。

 

42ヶ月程度の勉強で受かるほど、浅い試験ではありませんよ。最低でも、1年間は仕事や食事以外は、勉強に費やす覚悟が必要です。

一般的に、いわゆる士業のなかで、社労士は取り組みやすい試験だといわれていますが、それは、あくまでも士業のなかで。。。ということであって、士業の資格は、そもそも、その辺の資格試験よりも、かなり、難易度は高いですから、
合格することは容易ではないのです。そういう意味でいえば、自信をなくすこともないし、私のように取得まで3年もかかった人間はどうなるのかということです。