「行政書士資格試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 8」のまとめです。
LECか伊藤塾がいいでしょう。
資格試験の合格を目指すのであれば、学校選択が合格への第一歩となります。
ここは慎重に選びましょう。
学校によって、優れている分野というのがあります。
まず、TACと大原は会計が強いです。
次に、ユーキャン・フォーサイトは通信教育の分野となります。
LECは法科大学院をもっているので、法律系は強いです。
伊藤塾の場合は、法学に特化したところになります。
行政書士や司法書士の法律系の資格取得を目指すのであれば
やはり法律系に強い学校を選ぶのが合格への近道となるでしょう。
とことんやるならLECは堅いですね。
全国公開模試、直前補強講座、予想模試等充実のラインナップです。
フォーサイトは、安いけど基本的なことしかやらない感じ。
本試験に太刀打ちするには、少々難アリだと思います。
私は、昨年別の通信講座を利用して合格した者です。
行政書士試験では試験科目も範囲も広いので、効率的に勉強する為にはDVDなどの講義がある講座を探した方が良いと思います
ただ映像教材のある通信講座は値段が結構高くなりますので、費用がかかります。私はいろいろ調べた結果、一番安く、映像教材もあったフォーサイトを受講しました。それでも約10万円くらいはするので、もっと費用を少なくしたいのであれば、ヤフオクで探して見るのもいいかもしれません。ただその場合あまり古い物ではなく2・3年以内くらいの物を選んだ方が良いと思います。
次に私が受講したフォーサイトの講座ですが、テキストもわかりやすく、講義DVD の解説もわかりやすく、初学者の方には大変勉強しやすいと思いますが、
勉強が進むにつれて、内容が薄い感じがしてきました。また、アウトプット教材が過去問集のみで、添削や模試などは無いので、この点は不満でした。
ですので、僕は過去問が割と結構解けるようになってからは、LECの基本書と過去問集、自由国民社のデル判例で勉強しました。
ただ、基本知識を忘れない為、通勤中の車ではずっとフォーサイトの講義を流していました。
そして試験2ヶ月前くらいからは、市販の予想模試を週一くらいで自宅でやった他、本番の雰囲気に慣れるため、大原の模擬試験パックという講座を受講して、教室で模擬試験を受けました。
資格試験はやはりアウトプットが重要だと思いますので、模試は出来るだけやった方が良いと思います。
ただ余り手を広げると大変なので、出来るだけ勉強内容は絞った方がいいと思います。
私はとにかく、憲法・民法・行政法を重点的に勉強し、商法は夏過ぎから、一般知識も、通信講座の資料と模試の解説で対応しました。
その結果商法は5問中まぐれの1問のみ正解で、択一の出来はイマイチでしたが、時間をかけた民法と行政法の記述で合格点が取れました。
私の場合、本当にぎりぎりで合格できたので、もっと勉強して高得点で合格した方からすればぜんぜん勉強量が足りないと思われるかも知れませんが、行政書士試験は足切りはあるものの、全体の6割で合格できる試験なので、6割以上を目指して効率的に勉強したほうが良いのではないかと、自分的には考えました。
質問者さんの年齢等はわかりませんが、社会人で働きながらの試験勉強はモチベーションの維持も大変ですし、家族の協力も必要なので、勉強法だけでなく、そちらについても対策をしておいた方が良いのではと思います。