「行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 3」のまとめです。
私は1年目は独学、2年目は通信講座(フォーサイト)を受講して合格できました。
独学でも合格可能だと思いますが、いま勉強をしていて、あまり効果が感じられないのであれば早めに、予備校の講座を受講するなど、勉強方法を変えることをおすすめします。
もし、あくまでも独学にこだわるのであれば、試験対策講座を開いている予備校が市販しているテキストであれば内容に大差はないと思いますので、自分がわかりやすいと感じたものをひたすら読み込むことが大切です。
難問といわれる知識まで網羅している必要はないので、試験によく出る知識が載っていれば十分です。
行政書士試験合格者です。
やはり、ノートに書く分量が多いと効率が悪くなります。たとえば、1時間の学習時間の中で、書く作業は15分以内にして、あとの45分以上は、「読む、ラインをひく、調べる、ぶつぶつつぶやく」という作業に当てた方がいいです。書く作業は、自分なりに図表にまとめたり、流れを→で示したり、テキストにわかりやすい言葉でメモしたり・・・これくらいにとどめた方がいいのではないでしょうか。
太字になっている箇所やラインを引いた箇所を意識しながら、何度も繰り返し読み、理解する作業に時間を多く使った方が効率的ですね。また、テキストのマトメの図表などをコピーしてクリアファイルにまとめて持ち歩いたりするのもいいです。5分あったら、集中すればけっこう覚えられますので、コマ切れ時間もうまく活用されるといいです。
どうしても理解できない、わからない箇所も出てきます。その場所は、符箋を貼って後回しにして先に進んだほうが効率的です。休日など時間がとれるときに戻って再度読み込んだり、調べたりするといいです。
行政書士試験は、科目の配点から、行政法と民法に特に時間を多くとるようにしてください。次が、憲法と一般知識です。最大の配点がある行政法は、過去問素材の一問一答式などを使って反復すると知識の定着が進みます。