行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

「行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

420年度の合格者です。
私も働きながらの勉強でした。
平日で3時間、休日で5~6時間は学習時間にあてました。
質問者さんは、おそらくもっと条件がきついと思います。
まずは、平日、休日にこれだけは勉強時間を取る・・・というように
計画をしっかりたてて、また年間通しての学習計画もある程度
立てておく必要があると思います。

①科目ごとの参考書について
私は科目ごとの参考書というか基本書を持たれたほうがいいと思います。
といっても、ものすごく難解で分量が多すぎるものは不要です。
憲法、民法、行政法、一般知識が合否を決めますから、この4つについて
参考までに挙げておきます。
・憲法/芦部「憲法」(法律系の憲法学習の定番)
・民法/大村「基本民法」(制度趣旨など丁寧に書かれていて独学用向きです)
・行政法/櫻井・橋本「行政法」(行政書士試験の行政法では定番ですす)
・一般知識・・・公務員試験(国家二種、地方上級)の参考書「社会科学」

②基礎が、きちんとつく勉強方法等
・最初は、わりと早くテキストを読み、2回目は丁寧に読みます。
テキストを一定範囲読みこんだら、すぐに演習問題(一問一答式ような○×)
で知識の確認をします。
テキストは50ページ単位くらいで範囲を決め、その範囲の演習をすぐにするのが
効果的です。そして、一通り終われば、また最初から演習だけでも繰り返します。

・テキストは通信教材のテキストを仮にしようされる場合でも、演習と同時並行で
進んでいくやり方は同じです。

・ノートは無理に取らなくていいです。ノートにきっちり書くやり方は時間だけ浪費し
意外と頭に残りません。書き終わって安心感から思考が停止するからです。
それなら、テキストの余白にメモしたり、重要用語をマーカーでチェックするなどして
ぶつぶつ言いながらテキストを汚した方がいいです。情報は一か所に集約します。
テキストの図表などで覚えなければいけないものは、コピーでもして持ち歩いたらいいです。

・科目の学習順序は、民法→憲法→行政法→商法→一般知識
と進んでいくのがよいと思います。

・来年の6月以降は、他資格の過去問集なども取り入れて演習量を増やします。

以上独学される場合を想定して書いてみました。仕事されながらで大変ですが、
なんとか学習時間を確保して、早期合格を果たしてください。

 

4私も会社員をしながら約1年で合格しました。

はっきりいって、参考書で勉強をするより、通信教育で勉強したほうが効率が良いです。
時間があまりとれないのなら、尚更です。
問題を解くポイントなども効率よく身につきます。

確かにお金はかかりますが、何回も受験するよりは良いのではないのでしょうか。