司法書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2

「司法書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。

4通信教育で合格できないわけではありません。
独学で合格する人もいます。
要は時間管理が出来るかどうかです。
自己管理が苦手な人は通学が良いと思いますが。

通信教育は評判の悪いところもあるようなので、情報収集はしっかりしましょう。
ちなみに、私は独学で、模試のみ早稲田セミナーを利用しました。合格者です。

勉強方法は、出そうなところだけを徹底的にする。基本的には、教科書→過去問の繰り返し。

教科書は司法書士用のものを。学者先生の書いた本は司法試験には良くても、司法書士には向きません。

直前期(試験3か月前)は伊藤塾からでている『必出3000選』が良かったです。

答練、模試だけは通信ではなく、会場(予備校)で受験するほうが良いですよ。通信講座によっては、答練、模試だけは通学を選択できるところもあると思います。

勉強時間は、睡眠、食事、風呂以外は全部勉強にあてるぐらいの覚悟が必要です。でも、これじゃストレスたまりますよね。
そこで、月1回勉強しない日を作っても良いと思います。

勉強のやる気が起きないときは、『合格体験記』を読むより、『開業体験記』を読むと良いですよ。合格した後の自分をイメージしてみましょう。

受験にあたっては、自分なりに期限を区切ったほうが良いですよ。例えば3年本気でやった時点で、本当に自分が司法書士になりたいのか、もう一度立ち止まって、考え直してみるとか。

頑張れ、とは言いません。受験生はみんな頑張っています。最期まで諦めない人が合格します。

 

4毎年の合格者は900人程度です。
これらの人は、何年も司法書士の勉強だけを積み重ねてきた方々です。
そういう方々がライバルであることを意識して、取り組んでください。

司法書士試験の憲法・刑法・訴訟法はあまっちょろいのでもう試験まで見る必要はないと思います。
執行法・保全法・供託法は、過去問だけをやりましょう。
どうせ、過去問を超えた問題はほとんどの受験生には解けません。

問題は、不登法・商登法です。
一度、市販テキストを読みましょう(これしとかないと話にならないので)
そして、徹底的に記述の練習をしてください。
その間も、市販テキストは何度も読み返しが必要です。
商登法は、会社法と親しいのでわりとはいっていきやすいですが、不登法は民法だけでは太刀打ちできず、不登法だけの勉強時間がかなり必要です。

ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、司法書士の肝は「不登法・商登法」です。
これらのテキストの読み込みと、書き込みをうまく両立させて、1月半がんばってみてはいかがでしょうか。