公認会計士試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 2

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この試験では、独学はまず無理です(上の専門学校に入るしかない)し、テキスト等も市販されていないので、おすすめの参考書という概念はありません。
専門学校で配られるテキストや問題集等が全てです。

 

 

公認会計士です。
私はTACの通信講座を利用して合格しました。
私はTACで学ぶなら、むしろ通信制のほうが良いと思われるくらいです。
理由は2つあります。
1)DVD収録を担当してるのは有力講師であること。
TACは大規模校であることから、講師の当たり外れが非常に大きいです。
少しでもいい講師に当たりたいなら、通信制を利用すべきと考えます。
2)倍速で見れること。
例えば3時間の講義なら、講義中演習を同時進行しても、2時間弱で見終わります。
つまりは1講義に対して、1時間程度は演習に回す時間を増やすことが出来るのです。
また、集中して聞かないと、何を言ってるか聞き取れないので、集中力も養われます。
受験指導や時間内の演習なんぞというものは、通信でも十分に受けられます。
少なくともTACはそうでした。

 

 

質問サポートが良いのはTACより大原。

 

 

クレアールは情報がありませんが、私の周りでクレアール出身者はあまりいません。
より大手のTACか大原の方が無難なような気がします。

さて大原かTACかですが、これは難しいところです。
傾向としては、大原の方があまり学習範囲を広げすぎず、比較的基礎的な論点を積み重ねる傾向にあります。
一方TACの方が難解な論点まで幅広く踏み込む印象があります。

どちらが良いかは質問者様の状況に応じて決めて頂ければ良いかと思いますが、もし勉強時間があまりとれないご事情があるのでしたら、大原の方が良いかもしれません。
勉強時間はたっぷり取れ、網羅的に論点をカバーしておきたいのでしたら、TACが良いかもしれません。

なお蛇足ですが、通信講座は自分を律する努力が教室生の何倍も必要になりますし、情報も入りにくくなりますので、もし可能なら教室に通われることをお勧めします。