「気象予報士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 4」のまとめです。
私も当初は一発合格を決め込んでいましたが、結局合格したのは3回目でした。
とうことで、2年近くかかったことになります。
当人の条件、理系か文系であるか、暗記力、分析力、元々の気象における既成知識ETC
などによって、それは3年にもなりえるだろうし、1年以内にもなりえるかとおもいます。
また、私が受験した10年前は、気象業務従事者は科目免除制度があったので、
その該当者はかなり短期間で合格できると思います。
ただ、あのTBSの森田さんでさえ、あの制度を利用してでも、私と同様に3回目の合格でした。
ちなみに、私は純粋な文系文学部生でしたので、
理系学生ならよりスムーズに合格に達せられるかと思います。
また気象予報士には科目合格制度があるので、
それをひとつずつクリアーしていくというのも良いかも知れません。
勉強方は、試行錯誤としかいえません。私も色々試しました。
参考書、講習会、通信教育、、、
通信教育はあまりお薦めしません。
参考書は自分の現時点の実力を加味して、大型書店で実際自分の目で見て探すのが賢明かと思います。
講習会は、気象業務センターの講習会を受けました。
そこそこ有益でしたが、ある程度基礎力があることが望ましいです。
最終的には、どれだけ気象がすきか、
特に最後の実技試験はこの好き度数がかなり関わってきます。
小さい頃から、新聞のひまわり映像や天気図を見るのが好きな少年なら、
自ずと分析力、解析力がついているはずですので、
実技試験の下地は既に勉強開始時からある程度形成されていると思いますので。
学科一般の計算問題は大変ですよね。
少し邪道かもしれませんが、自分が理解できるような公式を作ってみてはどうでしょうか?
私は静力学平衡の式や、渦度の計算は自分なりの公式を作り出しました。
すべての過去問解答に通用する自分しか理解できないような公式でも構わないと思います。参考書に載っているような公式を見つめて意味を考えるより、「これってこういうことだろ」と自分なりに理解できた式の方が実用的です。
実際第34回の気象予報士試験に、静力学平衡の式と渦度の問題が出題されどちらも正解できました。
渦度の問題は支援センターの問題ミスがありましたが…。
勉強していて楽しくなるように、かつ実用的なものが良いと思います。
二流大学文系出身の私でも合格したのですから、頑張ればきっと正解できるようになるはずです。