社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 5

「社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 5」のまとめです。

4社会保険労務士について、「しっかり勉強しても合格するのが難しい」と、もしある「経験者」の方がおっしゃっていたということでしたら、選択式の作問で、足切りを意図とした「サイコロ転がし部分」が大抵は2か所ほど、易しすぎるの他の部分とは異色の部分としてはっきりわかるような形で、設けられているため、専門学校で数千人のうちの上位10名の常連者の合格可能性と上位3分の1レベル程度の合格可能性は、さほど変わらないという意味でなのだとと思います。

他の国家試験と同様、独学者を中心に記念受験者が受験者の半数以上をを占めていますし、更には、もう少し難しめの資格よりは、間口のかなり広い試験ですので、大手の専門学校での本科生では「人数的には」5分の1~3分の1が合格しており、しかも1年目と2年目以降では四分六で後者が若干多いということですので、1年目で試験直前で学校で3分の1程度にいれば、本試験での、合計点での基準点越えは固く、あとは運によるサイコロ転がしによる足切り逃れですので、十分に合格にからめます。

つまり成績優秀者になってもなぜか3回経っても合格しなかったという現象が起きる反面、まだ十分に習熟できている自覚はなく学校の順位もパッとしなかったが、なぜか本試験は1年目で受かってしまったという「棚からぼた餅的」合格も十分にありえます。

ちなみに私は本試験での合格率は、学校での全体は2割5分、内訳1年目=一般クラスは1割5分、2年目以降=上級クラスでは4割と見積もっていました。
WIKIなどで、難易度で昔より社労士と同等として長らく比較されてきたのは行政書士ではなく、中小企業診断士ですが、こちらは、試験制度が変わり、一次の選択式を2年内に全科目をそろえ突破し、更にその上で受ける記述式でも、かなりの絞り込みを受けるので、1年目で、すべてを突破するのは、人数的にはかなりの少数となっているに違いなく、2年で一次をそろえてもその年には、2次が突破できず、翌年以降も、期限を過ぎる一次科目をまた受けなおしたうえで2次を数度受ける人が大半ではないのでは?と考えます。(しかもこの資格は、現場仕事というより企業運営に携わるか、管理職向きのものであり、受験者の属性が、会計士や司法書士レベルでは、ないにしろ、かなり高そうで、社労士とは水を空けて難化しています)

 

4平成9年度に社労士試験に合格しました。
私も法学部出身です。
社労士試験を受けたいんですが、どうしたらいいですか。と聞かれると、次のことを言います。

1.国家試験指導校を上手に使う。
2.短期合格を目指す。
3.合格後の自分を想像する。

私は、答案練習の通学講座と模擬テストを利用しました。通信教育だけでも可能だと思います。
そのときは、スケジュールの立て方だと思います。

国家試験指導校には、法律系の学校と簿記学校系の学校の2通りありますが、それは好みで良いと思います。私は法律系でした。