土地家屋調査士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 11

「土地家屋調査士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 11」のまとめです。

4最近の調査士試験では測量士補などの一部免除資格がないと
合格するのは難しいです。
同じ年に両方取得でもかまいませんが5月まで測量士補の勉強をして5月から調査士では他の受験生とハンデがありすぎだと思います。

アドバイスとしては少しでも早く勉強は開始して今年の本試験は必ず受けその雰囲気を知っておく事。
来年は測量士補は確実に合格しなけば話にならないのですが調査士の勉強も平行してやって行く事です。
調査士合格が目的なら宅建は合間を見て息抜き程度に抑える事です。
測量士補や宅建の勉強に時間をとられた分だけ調査士の合格可能性は低くなると覚悟して勉強した方が良いと思います。

 

420年も昔の受験者です。
今や電卓持ち込み可なのですね。

古くて参考にならないかもしれませんが、私の経験談です。

私が調査士でお世話になったのはHK学院です。
書式は毎回宿題が出ました。
一回目の返却のとき、先生が私に言われました。「あなた、大丈夫ですよ。」

共同担保目録ってなに?といったレベルで、申請書の方はほとんど点がありません。
先生の言った意味が最初は分かりませんでしたが、半年(測量士補の勉強除く)で合格できました。

法規は範囲が狭いのであまり差がつかず、結局のところ、書式の正確さが合否を分けるのだと思います。
私は細かい作業が好きで、作図に関しては苦労せずラッキーでした。

短時間でいかに正確な図面を作るか。
この練習と工夫が大切だと思います。
逆に考えれば、自分では完璧に描いたつもりでも正確性に欠ける図が多いということではないでしょうか。

その意味で、法規は独学でも十分だと思いますが、書式は通学か通信かで添削してもらうのがいいと思います。

 

4費用を抑えたいとの事ですが今から学習を始めて来年の合格を目指すなら基礎講座+答練+電卓講座を受講するしかないですから、総額で20~30万は必要です。
再来年の合格を狙った場合でインプットは自力でやったとしても答練が10万強/年かかりますから2年で30万近くになってしまいます。

アドバイスとしては
高額な受講料を使ったとしても早期合格した方が断然いいです。
普通に学習していれば知識量は1~2年で合格レベルに達しますがそれだけで合格するわけではなく、予備校の持っている情報が明暗を分ける事も多いです。
自己流で勉強していると6~7年受験する事のもなりかねません。
なかには10年以上やっている方もいますよ。
短期で合格して早々に開業して受験費用を取り返した方が絶対良いです。