薬剤師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 3

「薬剤師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 3」のまとめです。

私の勉強法が参考になるかはわかりませんが、
最初の1ヶ月間:
青本を読んで理解することに重点をおく、定義をおさえる。計算系、グラフ・図系、有機化学の反応機構もしっかり時間をかけて。
(時間がなかったので薬剤と法規は青本使用せず、要点集使用)
○○だから△△という理由付けがあると暗記も楽になり、応用問題にも対応できると思います。
次の1ヶ月間:
要点集+領域別問題集で知識を詰め込む。青本はわからないときの参考書、知識確認として使用。
薬ゼミ+ネット+自作ゴロも活用しました。
残り2週間:
抜け、漏れを埋める。計算系は一切勉強せず、暗記中心。
要点集+青本を科目により使い分け、領域別問題集は自信のないところだけ。

 

 

101回合格。

まずすべての教科は繋がっています。1つの教科を勉強することですべての教科での問題の繋がりに気付くはずです。
よく夏までに物化生は一通り負わせ、12月までに完璧にと言われますが、わたしは直前までやっていました(物理が好きだったの、テンションキープになるの)。勉強は自分のペース、時には厳しくスパルタに。焦るより集中、勉強です。焦ってとやかく考える時間があるならば何か覚えましょう。

物理は計算分野と暗記分野。計算に強くなれば薬剤も共についていきます。暗記分野覚えれば点数になる!!
化学は苦手で何を言われてもちんぷんかんぷん。ですが、5つの反応(アルカンは求電子付加反応のところ)を覚え、そこからそれぞれの反応を頭に入れると案外選択肢が絞れます。嫌いならば漢方は捨てましょう。好きならばいまのうちに1日1つずつ覚えましょう。国試にでても2〜4点です。
生物は出題範囲が膨大すぎてサラッとしかやっていません。

なかなか覚えられないものは何度でも教科書を開いて、それでもわからないものはググって、理屈ではわからないものは直感とイメージ、スケベなゴロ(自作が覚えやすい)で3月までの暗記!と割り切って叩き込みです。
一生覚えられないノートを作り、わからないところの付箋を貼り、覚えられないはずだったのになぜか覚えた奇跡の付箋はビリッビリにして捨てていきました。このノートは国家試験前日や直前の見直し時間の確認にも使いました。

添付文書を見ることをおすすめします。国家試験は新規問題もありますから、禁忌や使用上の注意、化学式などを見ておくと案外使えます。もちろん付箋化です。

 

 

解答をノートに書くくらいならなぜその解答が正解かという理由を書いた方がいいと思います。
例えば薬理ならただ正解の薬の名前をノートに書いてもなかなか覚えられないのではないでしょうか?なぜこの薬が正解なのか、理屈やメカニズムを調べてそれを理解し文章に起こす方が覚えられると思います。
国家試験は丸暗記では対処できないので最初は時間がかかりますが全て順序立てて理解することが大事だと思います。

私は携帯しやすい小さなノートに、暗記に必要なゴロや苦手な範囲の表や図などを青本などを参考に写していつでも見れるようにしてました。例えば血液凝固系と線溶系のメカニズムの図などです。

人によっては図や表を写すのは時間の無駄だから教科書に直接書き込んだ方がいい、という人もいます。人それぞれなのでまずは自分に合う勉強法を模索する必要がありますね。

 

 

薬剤師国家試験をはじめとする資格試験では、勉強の仕方にコツがあります。
基準を満たせさえすればよいのですから、問題の本質まで迫らなくとも正しく解答できれば十分なのです。
ダメな人は、過去問そのものが解けても、初見の類題ができません。
出題範囲が明確ですから、類題も解答できるように、出題範囲をきっちりと抑えれば完成です。