薬剤師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2

「薬剤師資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。

第100回薬剤師国家試験を受験し、合格したものです。

どういう勉強をしたら良いのかということですが、これは人それぞれ勉強方法の得意不得意があるので一概にはアドバイスできません。しかし、それではアドバイスになりませんので、1つの例を紹介します。そしてこれは私自身が実践した方法でもあります。

まずは出やすい領域とあまり過去にも出題されていない領域をきちんと把握しましょう。毎年のように出題されている領域は必ず解けなくてはいけない問題になりますので、そこから手をつけることをオススメします。青本の最初の方のページに、サクラの花びらで過去どの程度出題されているのかがわかるページが有りますよね?それを参考に出題傾向の高い領域から手を付けましょう。まずは青本の章末問題から手を付けてみてはいかがですか?

そして当たり前ですが、勉強の時間のかかる科目から勉強を始めましょう。やはり受験生の多くが苦手とするのが物理・化学・生物の基礎科目です。これらの科目を1番に始めることをオススメします。まずは1問1問時間がかかっても構わないので青本の章末問題を解いてみてはいかがでしょうか?その後は領域別問題集などでさらに問題数をこなすことをオススメします。そして計算問題はチャンス問題です。必ず解けるようにしておきましょう。
次に早めの対策がオススメなのが衛生でしょう。衛生は問題数が多く、また過去にも足切りで苦しんだ学生の多い科目です。
また、実習の記憶が消えないうちに実務の領域を勉強しておくのもいいと思います。成分名と一般名をリンクさせると、実習中触れたであろう薬は定着しやすいのでは?

他の科目は正直、夏以降から対策しても間に合うと思います。おそらく私大であれば国家試験対策予備校の講師を招いての授業も開講されることでしょう。そういった授業は大切にしてください。

 

 

99回国家試験合格の薬剤師です。

国家試験の1ヶ月半前からの勉強開始になってしまいました。

【勉強方法】
薬学ゼミナール発行の青本
問題集を解いて、解くのに必要な知識を持っていなかったら参考書でそのポイントを学習するようにしていました。

足切りに引っかからないためにもまずは基礎力が不可欠なので、物理、化学、生物から勉強を始めるのがオススメです。
また、暗記だけだと解けないので、自分で導き出せるよう、各分野の知識を繋げて勉強してみてください。
例えば、飢餓時のケトン体の利用を生物で勉強して、化学でケトン体は酸性という前提知識を持つと、病態・薬物治療を勉強する時に糖尿病ケトアシドーシスの理解が深まります。

インプットよりもアウトプットの割合が多い方が理解力の確認も出来、記憶に定着しやすいです。

 

 

私は薬ゼミの領域別の問題集を解いていましたね。
問題集のわからないところは友達に説明できるまで勉強しました。勉強内容は全部ノートに書いてましたね。

過去問も問題数が多いのでトコロテン式に忘れる可能性があります。その時、今まで書いてきたノートが役立ちました。

1日に解ける問題は20〜30問程度でしたね。

 

 

基礎がないとなるといきなり問題を解いても太刀打ちできません。

特に最近の国家試験は問題を覚えればという話ではないので…

まずは青本で知識を確認して青本の問題を解く事を一周してください(青本の問題でもかなりあります)。
一周目は時間がかかりますし辛いですがとにかく一周すること
六月末位までには知識の定着をして青本が一周出来るように

そこからは青本を二周目やりつつ過去問を領域別でやりましょう

秋までに二周目をやり模試があるので実力を確認
弱い単元のとこをひたすら埋めながら青本を三周目

年末の薬ゼミ模試では平均点にのせましょう

年明けからは知識の精度をあげていきます
発展も取り入れつつ
三回目の薬ゼミ模試がおわったら、知識を最後磨きあげて下さい

とりあえず夏までに知らない知識をいかに潰すかが大事です