「土地家屋調査士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 10」のまとめです。
測量士補受験→合格→同年調査士試験の午前試験免除は可能です。
今から勉強して来年の受験での合格はその人の能力や勉強量によって違ってきますが本気で取り組まない限り厳しい状況である事は間違いないです。
調査士試験の場合多年受験生が多いですから短期で合格してしまう方以外の大多数は年明けの状態で殆どの基礎学習が終わっています。
三月四月から始まる答練までに書式の対策もして答練から法改正を含んだ新論点等の対応をします。
その為年明けまでに基礎学習が終わっていなければ毎年厳しい状況である事になります。
1、短期合格を目指すと考えると許される全ての時間を勉強に当てるべきです。
常に次回の本試験を目指すべきです。
2、効率よく合格したいなら予備校は利用するべきです。
試験の傾向や法改正の対策を個人でやろうとすれば膨大な時間を必要とし、大方ズレている事が多いです。
専門家である予備校を信じて勉強に集中した方が良いです。
私はインプットは市販の参考書でやって法改正や試験の傾向を知る為に答練を利用しました。
3、過去問での出題論点は100%理解する事。
各予備校が予想した問題は極力入手して100%理解する事。
つまり過去問と答練等の問題を入手して解き、条文を確認し、検討するを繰り返す事です。
間違ってはいけない事は過去問は覚えるくらい繰り返した後もやり続ける事です。
私の経験です。
2007年7月調査士事務所に就職
2008年2月測量士補学習開始
同年5月試験→合格
同年7月土地家屋調査士勉強開始
2009年8月23日土地家屋調査士1次試験
同年同月24日宅建勉強開始
同年10月25日宅建試験→合格
同年11月9日土地家屋調査士2次試験→合格
2010年5月開業予定
現在36才でフルタイムで調査士事務所で働いています。
調査士だけ東京法経学院に通っていました。
一日の学習時間は3時間、月6回の休日は10時間。
頭はそれほど悪くないですが、高卒の料理人でした。
調査士午前試験免除の為の測量士取得ならば、今から士補やって今年取った方がいいですよ。
それと書式の練習は直ぐに始めた方がいいです。
択一と書式は連動して覚えないと理解が浅くなるので、同時に進行しないと陥穽に落ちます。
電卓は複素数が楽です。
三角定規の使い方、関数電卓の使い方などちょっとしたコツを誰かに教えて貰えばグッと合格に近づきます。
資格予備校には何年も勉強してる先輩風を吹かすベテランが多数いますから、上手くおだてて教えて貰うのが吉です。
宅建は調査士一次後の短期集中学習で充分合格できます。民法、不動産登記法は学習不要な筈ですから。