中小企業診断士「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 3

「中小企業診断士「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 3」のまとめです。

4こんにちは、中小企業診断士です。1年目TACで2年目LECでした。少し長くなりますが、参考になればと幸いです。

① 教材の質 1次試験に関しては、圧倒的にTACです。これは内容ではなくて種類ですね。ご存知の通りTACは市販のスピー ド問題集もあり、教 科書の理解→定着までの練習問題→試験レベル問題というステップがとても丁寧です。LECは授 業のあとは、特段にステップがなく、いきなり自分で過去問やれば?的な感じがあります。2次はLECの方が優秀です。これ は講師の質というものと絡みますが、合格答練なども、LECの方が実践的です。

② 講師の質 これはLECの圧勝だと思います。個性的でそれぞれに強みをもった先生が沢山います。特に2次試験対策ではそ の差は歴然ですね。角澤・金城両講師を頭に、すばらしい先生が揃っています。TACは「バイト?」と思わせる対応の講師も 少なくありません。

③ サポート体制 これは総合的にはTACです。診断士に限らず、殆どの資格でTACに勝るところはないと思います。LECはHP も複雑で出来栄えも悪く、どこで何を質問していいのか解りにくいです。但し、LECはイベントなど「合格工場」などに参加し
て積極的に講師に質問などをすれば、通学生じゃなくても事後メールなどで熱心にフォローしてくれます。ただ組織的な動きと してはTACに軍配があがりますね。

④ 模試の分析力 1次試験はTAC、2次試験はLECですね。TACの2次試験の模試は受ける人数が多いので自分の位置 は把握しやすいのですが、合否判定は甘めであてになりません。1次に関しては素晴らしと思います。ただ模試は単発でいろ んな模試を受けるといいと思います。1次に関しては、マイナー論点のチェックの為に日本マンパワーの模試なんかもいいです

⑤ 合格率は正直解りません。TACもLECも変わらないと思います。

総評でいうと、TACは万人向けでLECは自分にノリが向けばTAC以上の力を発揮します。お気づきかとは思いますが、TACは日本全国どこにいても平均的な質・情報・サービスを受けれますが、LECは首都圏近郊までが限度ですね。関西でも辛いと思います。そのかわりご本人に積極性があり関東圏の方なら、イベントやミニゼミ参加などを複合して、講師とも人間関係を築けばTACの比ではありません。

 

4どの学習機関の通信講座も、まんべん無くというわけではなく基礎を固めて後は解答の練習であったり、出題の傾向を練習させるものですので、一概にどこが良いかは判りません。
ただし独学の場合、範囲が絞れないと無駄な学習も多くなってしまいますので、通信講座を受講することをお勧めします。

受講内容や期間、オプションにもよりますが
普通80,000~
だと思います。

が、根気に自信がないのであればDVDやWEB等で受講されるのが宜しいかと思います。
会社にもよりますが大体200,000~250,000
くらいです。

お金に不自由があればインターネットオークションなどで過年度のものを購入し、直前期に過去問を当たるのが良いかと思います。ただし会社法の改正の関係で、最低でもH18年度以降のものを購入しましょう

一次二次試験には受験できる年数制限がありますので、ストレート合格できるコースがいいでしょう