土地家屋調査士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 7

「土地家屋調査士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 7」のまとめです。

4私は、測量の経験もなく、測量士補の資格もなく、知識ゼロの状態から半年足らずで合格しました。

勉強方法は専門学校へまずは入学し、自宅で集中して(1日8時間くらい)勉強した上で疑問点を書き上げ、学校の講師に徹底的に質問をし(迷惑だったかもしれませんが、夜中でも電話で質問したことがあります)、疑問点を解消して行きました。
又、私は測量機器は見たことも触れたこともなかったので、学校が休みの時に、勤めを休んで直に触らせてもらいました。

私は司法書士の資格も有していますが、司法書士に比べれば、問われる内容も難解なものは少なく、試験の範囲は極端に狭く、又、最近受験者数も相当減少している事情も考え合わせれば、真面目に取り組めば半年から1年の勉強で十分合格水準に達するのではないかと思います。

尚、調査士試験に何度も失敗するのは、勉強の要領が悪いのか、詰めが甘いのかもしれませんね。
知識を確実にし、ミスを極力少なくするように努めれば、案外短期で合格出来る資格ではないでしょうか。

 

4合格レベルにまで達するには、そうですね・・・正味8カ月くらいでしょうかね。
でも、合格レベルの実力になるのと実際に合格するのは違いがありますよ。
この試験は、やる気のある人達が10人いるとすると、せいぜい合格するのが2人か3人程度です。
その他の90人はやる気がないか、試しで受験しているだけでいずれ2、3年のうちにその人達は消えます。

その他の合格者は3回以上の多年受験の末に合格している人です。
私はあしかけ六年掛りましたが、予備校などの受講費用の合計額は100万超えましたね。
値段的にもけっこうきついですが、合格した時の喜びはとても大きいものです。

頭の良しあしはこの試験は関係ありませんので、受かり易い人というのがあまり見当たらないのが実情だと思います。
一日2時間程度の勉強ですと、合格するのに早くて3年程度かかると思います。ですから、独学での受験はお勧めしません。
独学の場合は、合格というプロセスで考えれば限りなくハイリスクです。しかも、受験を諦めないという決意が堅いのならば、5年から10年という貴重な時間をかけても合格出来なかった時のご自身の責任を考えてください。