宅地建物取引主任者資格試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 1

「宅地建物取引主任者資格試験「通信講座・参考書・問題集」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

4まずは一問一答式の過去問題集から取り組みましょう。
ただ、来年度用の教材が出るのはまだまだ先なので、
とりあえずは

「パーフェクト宅建 一問一答」(←宅建過去問題集のバイブル)

の平成24年度版を(古本でいいから)入手して、問題・解答・解説を読んで、どういう問題が出るのか、どういうことが問われるのかを丸覚えして行きましょう。

その後で基本書を読むと、非常に楽に理解できるようになるでしょう。
基本書は
・「まる覚え宅建」(わかりやすい)
・「パーフェクト宅建」(量が多い)
・「LEC 出る順」(法律的に堅苦しい)
などが定番です。

 

4本格的なテキストとしては、「パーフェクト宅建基本書」が一番有名で、たいていは、これがオススメとされています。
しかしながら、他書と比較検討した結果、私は疑問を感じています。

まず第1に、表で整理すればシンプルで理解しやすいことも、延々と文書で説明している点です。それを補うための工夫は「覚えよう」や別冊用語集でなされていますが、本文のダラダラ感は、そのままです。
第2に、今年の本試験問題を解くために必要な知識が本当に掲載されているか、確認しているのですが、意外と掲載されていないものがあることが確認されました。

それじゃあ何が良いか?ですが、姉妹書の「パーフェクト宅建要点整理」です。
本書は、左頁が文書による説明、右頁が図表によるまとめとなっており、左頁の文書は、十分に初学者でも分かり易いところから、説明しています。
また、本試験への対応でも「パーフェクト宅建基本書」には負けていません。

宅建の学習では、頻出箇所の中の未出題箇所(例えば10項目からなる規定の内、6項目が出題済みなら、残りの4項目)を勉強していくのがポイントです。
過去問集とテキストをうまく組合せて学習を進めましょう。

 

4私の体験から初学者は「○○要点整理」「○○ノート」「速習レッスン」といったダイジェスト版は基礎知識がないと読み込めませんので、本格的な勉学のためにはならないと思います。このようなまとめ本はある程度力が付いた方なら知識を整理するために役に立ちます。
最初からしっかりした基本書と言われるテキストをお選び下さい。
オススメは住宅新報社から出ているパーフェクト宅建基本書になります。
他のテキストも悪くはないですよ。大体どこの出版社も内容はそれほど大きく変わるものではないので、書店で実際に手に取って確認してみてください。自分の手に馴染むものがいいと思います。