社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 11

「社会保険労務士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 11」のまとめです。

42011年の合格者です。

人間は忘れる生き物ですから、完璧に覚えるのを待っていたらいつまでたっても問題集に進めません。

各法律の、できれば章ごと(時間がなければ節ごと)にさっと基本書を読んで該当の問題を解く。
答合わせをして、間違えた個所の基本書をもう1度読む。

次に、論点はどこなのか(単純に数字なのか、語尾なのか、考え方なのか等)基本書にチェック(IDE塾の井出先生推奨の勉強法通称「突合せ」です。)をする。(正解不正解問わずです。)

これで始めて1回転したことになります。

通常、大手の学校ですと3回転ぐらいが最低ラインのようですが、私はこのサイクルを5回転させました。

回数が増えてくると、時間もどんどん短縮されますからそんなに大変ではありません。
また、直前期には複数科目を1日でこなすこともお勧めします。

学習が遅れているとのことですが、まだこの時期は焦る時期ではないですし、ここで基礎をおろそかにして回数だけこなしたり、解いた問題数だけに頼ろうとすると直前期に全く伸びなくなります。

私は本試3日前に某大手学校のミニテスト(超~基本問題です。)を改めて解き直すくらい、基本を徹底しました。
(全国模試では偏差値70を超えてましたよ。)

働きながら受験する方がほとんどですので(私もそうです。)、時間に余裕のある方なんて早々いませんし、時間がないときほど効率の良い勉強ができるものです。

 

4社労士試験の場合、問題を解いて間違えて覚え、何度も繰り返して覚えることが有効だと思います。
なお、問題集は、過去問(今の法律に合わせ修正したもの)がいいと思います。

 

4社会保険労務士試験の一般常識科目は、単独で出題科目になっていない法律や、白書・労働経済までも含んだ出題になっています。
ですから、一般常識という言葉にとらわれてはいけません。

多くの受験生は、あまりに扱う範囲が広いために一般常識科目に苦手意識を持っています。

自分には試験を受ける資格はないと思う必要は全くありませんよ。