言語聴覚士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

「言語聴覚士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

言語聴覚士です。
国家試験は基本的に過去問と似た問題が出て来ます。なのでここ10年分の過去問を繰り返し解いて、それぞれの選択肢がなぜ正解なのか、誤りなのか説明できるように教科書等で調べていく方法が有効です。周回していれば考えなくても解けるようになってしまいますが、説明できるようになっていれば本番で違った形で出題されても対応できます。
言語聴覚士テキストから出題されることが多いので調べるときに使うといいです。一から読み込むのは非効率なのでおすすめしません。私は大卒二年過程の専門卒で、年末まで実習があり集中的に勉強できたのは一月からでしたが7割5分取れて合格できました。

 

 

過去問を解いていく勉強法で良いですが、大事なのは正解できるようになることではなく、なぜその選択肢が正しいのか、なぜ他の選択肢は誤りなのかを説明できるように勉強することが大切です。
過去問で出題のない所もいくらかは出るでしょうが、そんな問題は間違っていいのです。なにせ六割取ればいい試験ですから。過去問を勉強するのは効率よく点数を取るためです。
あと、言語聴覚士の国家試験は、こんなの言語聴覚士の勉強してただけじゃ誰も根拠述べて正答出来ないよ?っていう合格率調整のためかと勘繰りたくなる問題も出たりするので、捨てていい問題もあると割り切り、御自身が今までやってきた過去問を解く勉強法を貫いてください。大丈夫です。
ひとつ助言ですが、意味的な関連が薄く覚え辛いもの(臨床心理や生涯発達の人名と説、検査の対象年齢、発達段階の出来る様になる事と年齢等)が苦手であれば表にしておいて試験開始前に試験会場で丸暗記するといくらか拾うことが出来ますよ。

 

 

学校の先生に聞いた話ですけど。
まず、膨大な範囲の教科書を全て理解し覚えるのは無理がある→教科書をノートなどにまとめるのは慣れていないので困難→誰かが重要な所をまとめてくれたものを手に入れる→参考書などになる。
こんな感じに話してました。先輩などにいい参考書を聞いて早めに手に入れるのも手かと思いますよ。

 

 

私の場合、
過去問をやる→間違えたところ、知らなかったことをエクセルで作った単語帳に記録していく→単語帳に書いたワードを徹底的に調べる
を繰り返して合格しました。
ちなみに、実際勉強を始めたのは10月~で1日8時間位やりました。
苦手なものは単語帳勉強法以外に、絵を描いてノートにまとめたりもしました。
あと、関係法規などは最後の2週間くらいしかしてないです。

勉強する上で重視したことは
①なんとなくを無くし徹底的に理解するまでやる
②何冊もの本に浮気をしない
って感じです。
長くつらい試験勉強ですが、実習や臨床と違い、やればやった分だけ点数というわかりやすい形で表れるものです。

 

 

私は過去問から始めました。まず出題者がどんな視点で問題を出したいと思っているのか、出題者側の感性を感じ取ることを優先した覚えが有ります。結構、言語聴覚士の国家試験って理不尽な問題も多いので、出題傾向は最初に掴んだ方が良いかもしれません。
あとは友達同士で問題を作って出し合う事。問題を作る人は出題のキーワードを抽出したり模範解答を作っているうちに、苦手な教科も得意になっていきますよ。問題の作り方が下手な人は、国家試験の出題傾向の視点がずれている事に気づきますし。
なかなか一人ではモチベーションが湧きにくいと思うので、是非グループを作ってやってみては如何でしょう?