海事代理士「通信講座・参考書・過去問題集」のコツ・ポイント 1

「海事代理士「通信講座・参考書・過去問題集」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

「海事代理士合格マニュアル」と「実用海事六法」で挑みます。

 

 

海事代理士は、予備校もほぼなく
参考書もありません。
科目は18教科ありますが、唯一出ているのが
家事代理士マニュアルという過去問です。
これを年度別ごとに海事六法をひたすら
開いて勉強するのみです。
これを各科目ごとに繰り返します。

 

 

通信教育はあるにはあります。というかここしか現在講座を開いているところはないようです。
NPO法人REAL
ここで通信講座をやっています。 内容としてはHPに乗っていますが
・過去問一式
・海事六法抜粋版1冊
・音声ファイルによる講義
が基本です。過去問は国交省のものと違い簡単な解説が付いているのと法令の改正に対応しているので過去問を解きまくるには良い教材です。また海事六法抜粋版も受験科目だけに絞り、出題されそうな法令のみ載っているので持ち歩きが可能で便利です。
ただ上記講座のレベル自体は低く、「過去問を繰り返し解くこと」を要求するのみで、新しい問題の予想等はないようです。ここの講座が駄目だと言っているのではありません。ただ平成22年度試験までは本当に毎年似たような問題が続いて同じ条文の空欄がちょっと違ったりする程度で過去問をやり込めば余裕で8割は取れました。しかし21年から既にそういう傾向があったのですが22年度の全科目中午前の半分の科目が過去問でなく全く新傾向の問題になりました。また口述試験も条文そのままではなく応用して質問されたり、また海事の通称用語が使われた口述試験になったり(筆記では条文に従って日本の船級を有している船舶と出ていた問題でもいきなりNK船級船舶は~?といった感じです)と少し難化し、昨年には遂に筆記の合格者が50%台になってしまいました。新問題が出まくったというのもありますし、条文を離れて航海術について問われたりと海技士の知識も少し必要な試験に見えました。
なので過去問の解説や簡易六法が欲しければ一番安いコースを受ける意味はあるかと思います。また口述試験に関しても国交省のページには意図的に掲載されていない問題等が受験者からの情報を元に掲載されています