行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 14

「行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 14」のまとめです。

4元公務員で退職後公務員、行政書士対策の一般教養講座担当していました。

まずは新聞をきっちり読んでおきましょう。とくに社会面の右半分と政治面の下半分。
一般教養で出題される時事問題はだいたいここらへんから出てきます。
法改正や新法、紛糾する問題など。余裕あるなら経済面も。

このあたりをきちんと読むだけで正解選べるケースが割とあります。

余裕があるなら、行政書士の方の書いた実務本を読んでみましょう。正直「カバチタレ」などのように弁護士法に触れるのでは、と思う部分もありますが、ためになり面白いです。また、行政書士実務で必要になる知識が試験でも出題されやすい部分になります。とくに行政法や手続きなどは。
そういう問題意識持って読みましょう。

あとは受験雑誌。
行政書士受験雑誌は以前あったのですが(最近見なくなった)、公務員試験受験雑誌「こうなろ」なんかでも試験に関係する知識や情報が頭に入ります。

試験は文化です。自分の知らない文化にはおもいっきり浸りましょう。

スポーツ芸能は役に立たないとは思いませんが、点数にはならないように思います。

 

4法律関係の勉強は参考書・問題集でやれば大丈夫だと思います。
法律の改正や新判例、その他時事的な問題に対応するために、日経新聞などを読んでおくことをおすすめします。
常にアンテナを高くはって、色々な情報を吸収しておくとよいと思います。
また文章理解については、行政書士用の問題だけでは数が限られますので公務員用の問題にも手を広げておくとよいと思います。

近年の行政書士試験は難易度が上昇してきて大変だと思いますが、粘り強く勉強すれば合格できます。頑張ってください。

スポーツや芸能文化等はまず出題されることはないと思います。

 

4行政書士の法律科目は多岐に渡っているのでマスターするのもたいへんです。そこで分量の割合少ない科目から仕上げていくのがいいと思います。
まず、憲法→行政法→民法→会社法の順に1科目ずつマスターしましょう。
全科目を一度にマスターするのは挫折の素になります。
憲法だけならテキストの分量も多くないはずです。
1科目ずつ仕上げていけば、それが自信となり、次へ向かうステップになります。
来年受験なら焦ることなく地道に進んで行ってください。