行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 12

 

「行政書士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 12」のまとめです。

4
資格保有者です。

テキストをノートにまとめるのは時間がもったいないので止めたほうがいいです。そんなことしなくても知識は身に付きます。

知識が定着しないのは、繰り返しが足りないからです。テキストを一度読んだだけですべてを覚えるのは、よほど記憶力の優れた人でない限り無理です。普通の人は、読んでは忘れ、また読んでは忘れの繰り返しです。とにかく繰り返すことです。

ちなみに私の場合、テキストを読むことよりも過去問を解くほうを重視しました。テキストは2~3回転ほどしか読みませんでしたが、過去問は昭和の終わりごろから直近のものまで、10回転以上繰り返したと思います。大事なのはただ漫然と問題を解くのではなく、すべての肢についてなぜ○なのか(あるいはなぜ×なのか)を自信をもって説明できるようにすることです。

繰り返しになりますが、とにかく「繰り返す」、これに尽きると思います。

 

4
基本書を読んで、すぐ過去問を解くです。

 

4
その人の能力や学習環境によって最適な方法は異なると思いますが、
わたしも問題に取り組み、疑問点を明確にする方法が効率的なのは確かだと思います。
ただ、基礎知識がおろそかになるおそれがあるので、どの科目も一回は、テキストを通読する必要があると思います。

また、科目によって学習方法を変える必要もあると思います。
民法などは基礎知識がしっかりしていないと、質問の仕方を変えられると対応できなくなる恐れがあるので、直前期に入る前までに、テキストの内容をしっかり理解する必要があると思います。

行政法や会社法、憲法の統治機構、個人情報保護法、情報通信などは、今の方法でオーケーだと思います。
これらは忘れても、直前期で取り返せるので、あせる必要はないです。

自分は働きながら独学で合格しましたが、最初は放送大学のTV放送を録画したりして、行政法などを学びました。

問題も過去問と公務員をやりましたが、3周と1周くらいしかしてません。
その代わり判例付きの六法を分冊にして、通勤時間や食事のときなんかに素読していました。
これがとても活きたと思います。
模試だけ受験機関を利用しましたが、記述や会社法の出来栄えに講師が驚くほどでした。

ただ問題をもっと解くことができれば、もっと楽に早く解答できたように思えます。

民法や憲法の人権などは、条文や判例、法律の技術的知識の理解が必要なので、できるだけ早く抑えておくべきです。

行政法は、行審法や行訴法の執行停止など、似て非なる制度が良く問われるので比較が大切だと思います。