旅行業務取扱管理者資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2

「旅行業務取扱管理者資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 2」のまとめです。

まずは市販の参考書を手に入れましょう。業法・約款・国内旅行実務と分かれているものがおススメです。
また運賃料金の計算は演習が不可欠なので、特に過去問中心で色んなパターンを多く解きましょう。
地理も基本は過去問中心になりますが、時事系の問題(その年に話題となった地、海外の要人が来訪した地、流行や大河ドラマに関係する地、世界遺産等)も結構、コンスタントに出題されていますので、見ておく必要があると思います。
また主な山岳、河川湖沼、特徴的な地形、主な温泉地や観光地、博物館や美術館の所在地や誰の作品が収蔵されているか、地域の有名な祭りや恒例イベント、特産品や土産品、主な観光地の行路(北海道や九州、四国等の本州以外が比較的多い)は出来るだけ網羅しておきましょう。

 

 

地理の基本からわからないならば、中学社会科の参考書や白地図やワークで復習から始められるといいと思います。(ブックオフで探せばあると思います)
但しこの復習は観光地理に関係する山脈や河川、半島や島嶼とか都道府県の所在確認、海外なら国名や首都に該当する程度にしておきます。
あとは地理検定の問題集を反復して解き知識を定着させる勉強が早道です。あとは普段から地図を見る(時刻表の全国地図、世界地図)習慣と無料の旅行会社の商品パンフレットに目を通しておくといいです。ここから試験問題はよく出題されています。あとは実際の過去問題にあたりこれも反復練習しかありません。

 

 

参考書を読み、過去問題集を解いて確認チェックを行なう……というオーソドックスな学習方法になると思います。法令などの暗記はもちろんのこと、料金の計算などもこの方法で問題ないはずです。ただし、重箱の隅をつつくような問題(例外パターンに関する問題)がよく出題されるので、詳細に理解できるまで反復学習する必要があります。

問題は、この方法でカバーできない箇所(国内旅行実務と海外旅行実務の一部)についてです。具体的には、観光地に関する問題、英語の長文読解に関する問題のあたり。

観光地については積極的に旅に出かけるのが一番の勉強法です(この資格を狙うのであれば、当然、旅好きであることが前提になります)。例えば、次のゴールデンウイーク/夏休みなどにものすごく素晴らしい世界遺産を観光しよう!と今から予定を立てましょう。そうすれば、どこが最も「ものすごく素晴らしい世界遺産」なのか意欲を持って調べることができますし、それが結果的に学力アップにつながります。このとき他人のアドバイスに頼るのではなく、とにかく自分で旅行のパンフレットなどを集めて調べることが大切です。

英語の長文読解については……狙って勉強するのは困難のように思います。高校英語を復習するという学習方法もあるかと思いますが、英語が苦手な人にとっては勉強した割にあまり得点に結びつかないように思われます。私は英語に関しては見切りをつけて(英語の長文読解以外で点を稼ぐつもりで)本試験に臨みました。

 

 

昨年取得しました。
私の場合は法令 約款は問題集を解くだけではなくなぜこの回答が間違いなのかをしっかりと理解することが大事です。
国内地理は語呂合わせで覚えました。
国内実務(地理と各種約款以外)はほとんど計算問題なのでルールをきちんと覚えることが大事になってくると思います。