司法書士資格試験「スクール・予備校・通学」のコツ・ポイント 1

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4司法書士の有資格者です。
私としてはwセミナーをお奨めします。
理由は伊藤塾は司法試験対策の神ともいうべき伊藤塾長がLECより独立し、もともと司法試験予備校として発達した経緯があり、司法試験については非常に使える予備校ですが、他の法律系資格はノウハウがあまり蓄積していないように思うためです。
(それは、司法試験にはいわゆるシケタイという定番テキストをはじめ多くの教材を出しているのに司法書士では伊藤塾の教材はあまり見かけません。)
一方、wセミナーでは竹下講師という、司法書士試験の伊藤真ともいうべき伝説的超S級講師が長くやってきたこともあってノウハウが蓄積しております、教材も竹下シリーズ、山本シリーズの他新・標準テキストなどがあり、講師も山本先生の他姫野講師などもおり、非常に教材、講師陣が充実しています。
かく言う私も竹下先生の教材には非常にお世話になりました。
以上より私としてはwセミナーを強く推します。

 

4LEC・Wセミナー・伊藤塾は司法書士受験界でもメジャーな予備校です。
どの予備校も受験ノウハウを持っていて、受験勉強に必要な基本的な事は授業でしっかり教えてもらえるのでどの予備校を選んでも問題ないと思いますよ。
大事なのは、予備校そのものよりも担当する講師ですね。
質問者様は竹下先生が好感触のようですので、それでも良いと思います。
もし、心配でしたら他の講師の授業を無料体験受講すると良いと思います。
私は、竹下先生のCD直前チェックを聴いて分かりやすくて良いと思いましたが、後日同じWセミナーの山本講師の会社法のCDを聴いたら目から鱗で大変分かりやすかったです。
やっぱり自分と講師との相性が大事です。
あとは、授業料や通学時間、教室や施設、フォロー制度などの他の要素も考慮しましょう。
受験勉強は数年に渡る長期間になるので、肉体的にも精神的にも負担の少ない通いやすい予備校がよろしいかと思います。

私は、基本講座はLECで、模試や答練はWセミナー・司法学院・法経学院を利用し、会社法が改正された時は単科でクレアールを受講しました。
上記の中で一番マイナーな予備校はクレアールになると思いますが、ここはテキストの出来がなかなか良いです。
クレアールは、受講生にしか配布しない(一般人には非売品)の司法書士試験用の択一六法というテキストがあります。
この択一六法は、初学者にはかなり優しい六法テキストです。
条文の後には、分かりやすく条文の意味を書いてあります。それに加えて記憶する点はまとめて書いてありますし、その条文に関連する過去の司法書士試験の問題も書かれているので、条文を理解するだけでなく基本テキストとしてもかなり役に立ちました。

司法試験用の択一六法は市販されていますが、司法書士試験に特化した択一六法はクレアールだけじゃないかと思います。
私は、会社法を単科で受けたため会社法の択一六法しかなかったので、他の司法書士試験科目の択一六法はヤフオクで全科目手に入れました。

クレアールの択一六法は結局最後まで使用した私にとってのバイブルでしたね。
あとはWセミナーの直前チェックも全科目使用しました。

 

4LECが無難でしょうが費用は少々お高いと思います。
もし近くに校舎が無くても通信教育もありますし、近くに校舎があるなら自習室や貸出DVDも利用できて使い倒すのなら元は取れるとは思います。
あとはWセミナーとか。
どちらかというと司法試験にも実績のあるところが良いでしょう。
宅建や建築士メインの学校で片手間で司法書士もやっているようなところは、たとえ安くても微妙な気がします。