一級建築士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 4

「一級建築士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 4」のまとめです。

1建、3度受験して取得しました。
勉強方法は、テキスト中心ではなく、過去問中心で勉強すべきです。
テキストは、2年前で問題ないと思いますが、過去問は最新版で勉強すべきです。わずかとは言え、法改正があるはずなので。

過去問を解き、解説を読んでも理解出来ない項目をテキストで復習する方法がよいと思います。
最近の問題傾向は、過去問にない新規問題も多く出ると聞きますが、基本は過去問の復習です。
目標は、過去問(10年分程度)を繰り返し、正答率9割以上を目指して下さい。

最初(1回目)は、一つの問題に時間を取らず、間違えて解説読んでも不明なら、気にせず次へ進んでいいと思います。
まず、一通り回答して建築士試験の全体概要を把握すべきです。全体の難易度、自分の苦手項目が把握出来るはずです。1回目は、3割程度しか正答出来ないと思いますが・・・。

少なくとも4回以上繰り返さないと正答率9割にはならないと思います。法規は、満点目標です。

 

 

数年前に1発合格しました。
資格学校に通いましたが、勉強方法が自分に合ってない部分があって、
かなり自己流にやってました。
自分にあった勉強方法を自分で考えること、これかなり大事です。
他人の勉強方法は効率悪しです。

なので、下記に私のケースをざっくり書いてみますので、あくまで参考までに。

計画:
とにかく暗記。数値関係が完璧なら有名建築を捨てることも可。
過去問主体でもOK

環境:
自然現象にしろ設備機器にしろ特性をある程度理解すること。
よく分からないことがあれば、知ってる人に聞けるとGOOD

法規:
試験直前に過去問やりまくって答えを暗記。(このやり方はかなり異端か)
学校では、関連キーワードから法令集をすぐ引けるように言われる。
私の場合は、問題文を読んで直感で5~6割は即答。あまった時間で
法令集確認。

構造:
2次の製図に次いでセンスが問われると思う。
最初から得意な人にはアドバンテージがあるが、そうじゃなければ
じっくりやって理解すること。
理解できないと思ったら、問題数こなしてパターンを覚える。

施工:
とにかく暗記。過去問主体。
実際に施工やってる人は、現場と違って混乱するが、割り切りが大事。

2次(製図):
動線計画とか実際に建物を使う人たちのことを想像できるセンスが
必要。
普段から身近な建物の各部屋がなぜこの配置になってるか考えること。
よほどの自身があれば別だが、ここは学校に通うべき。
(先生のあたりはずれはあるので、担当以外の先生に質問するのもOK)

試験結果(自己採点)は、1次全教科8割得点、合計100点合格。
2次は2人の先生に採点してもらった結果、合否が分かれました。
若くて製図1発合格のあたり先生の採点では「合格」。
割と年齢は上で製図3発合格のはずれ先生の採点では「不合格」。
実際には合格してました。
なので、「先生のいうことは絶対」ではないです。
製図は特に教えるのも教わるのもセンスが必要です。

 

 

一級建築士試験は過去問で合格できます。

テキスト中心に勉強していると集中力が切れることがありませんか?
過去問中心に勉強していると、
・どういう形で問題が出されるか
・何を覚える必要があるか
が分かってきます。