保育士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1

「保育士資格試験「勉強方法」のコツ・ポイント 1」のまとめです。

センター試験同様、5択問題の正誤が判断できる程度の暗記と理解で十分なので、丸暗記すべき部分と、わかっているだけで十分な部分に分けて考えるべきです。
しかしながら、これは丸暗記が必要、これは理解しておけば十分という判断をするために、まずは3月末を目途に全科目を1巡しておく必要があります。

そこで、最初は1問1答のテキストを1日、1か月のノルマをきちんと決めて、苦しくても着実に前に進んでいくという作業をします。
仮に1日50問と決めたら、50問をほぼ全問正解できるまで繰り返し、どうしても気になるところはテキストで調べたり、インターネットで調べて理解を深めます。
翌日は前日分の50問を加えて100問で同様の作業をします。
週末には1週間分の繰り返し。
1科目片付いたら、次は前の科目も1つだけ加えて同じ作業をします。

これらの作業をしていくうちに、だんだん自分の得意不得意がわかってきますので、苦手で繰り返しが必要な問題にマークをつけておきます。

少しずつ、丸暗記が必要とおもわれる箇所もわかってきますから、
単語カードへの記入もしてもいいと思います、、、これは、本当はカードではなく、単語帳のアプリを利用するほうがおすすめです。3回連続正解したカードを消したり、シャッフルしたり、問いと答をさかさまに入れ替えたり、いろいろできるからです。

4月に入ったら、5択問題に取り組むべきです。
今年度の試験問題を含めた過去3年分の問題集が2月か3月になったら発売されると思います。
3年分を満点が取れるまで繰り返します。目安は3回程度。
U-CANから過去問の抜粋と予想問題2回分の市販問題集が出ますから、それの過去問題抜粋から着手して、自信がついてから過去問に着手されてもいいと思います。
1問1答で定着した知識を利用して、5択を絞り込んでいくコツをつかみ、さらに、過去問解説を熟読して理解を深めます。

このころから、保育所保育指針の暗記にも取り組む必要がでてきます。
穴埋めと、過去問の両方が必要ですが、リベンジセットという名称のダウンロード教材の「保育実習理論」がおすすめです。
インターネットで検索したらすぐに見つかります。
あとは、キャリアステーションという学校の通販部門が赤いシートつきの保育所保育指針を出版しています。
自分で緑のマーカーを使ってつくれば済む話ですから、わざわざ買わなくてもいいですが、準備にあまり時間を使えないという人はもっていてもいいかもしれません。解説のDVDがついています。

6月を過ぎたころから、模擬テストや予想問題に取り組みます。
模擬テストでは、おそらく一度も見たことがない用語を目にして驚くことがでてくるはず。
このとき、テキストに載ってない用語を見つけたらインターネットなど駆使して、深く丁寧に勉強しておくといいですよ。

6月以降は、直前にむけて丸暗記する準備を本格化させたほうがいいです。

過去問と模擬テストをやっているうちに、なんとなく勘で、重要そうなのに、過去3年に出てない数値とか、出そうな統計とか、わかってきます。

覚えてなくても、試験の前日に見直しておけば、かなり正答率に差がでます。

私は試験前ための直前暗記集を自作しました。驚くくらいそこから出ました。

なお、保育所保育指針に関しては、リベンジセットの穴埋めは完璧にしましたが、それだけでは不十分と思い、いろいろな角度から編集した単語カードを多用しました。

1日の勉強時間は最初は2時間程度、夜12時から2時に決めていました。
試験直前には主人が家事を手伝ってくれたので、4時間に増やしました。

たくさんの問題をゴリゴリと解き、わからないところだけ調べる。気になるところを単語カードにして6月ごろから暗記に着手。
これで私は8月になんとか間に合いましたよ。

 

 

テキストは、問題のわからないところだけを読み、前から順に読み進めたりはしませんでした。
本当に難しいと思った部分だけ丁寧に読みました。

幼稚園教諭の免許を持っているのであれば、筆記試験2科目と実技試験が免除になりますし、合格までの道は近い気がします。
以下はよろしければ参考にしてください。
全社協の保育士養成講座のテキストは必須だと思います。文章量が多く深い内容までカバーしていますし、実際に試験を受けてみるとユーキャンなどのテキストより頼りになることが分かります。大学時代の教授も“ほとんどこのテキストから出る”というようなことを言っていました。
上にも書きましたが、文章量が多く深い内容まで記載されているので、最初読むときは内容が頭に入ってこなかったりしますが、初めのうちは“何度も読む”ことが重要だと思います。二回、三回と読み進めるとき「前に読んだときより集中して読む」ことを心掛けるとだんだん理解が深まります。
わたしは「毎日1章は必ず読む」などノルマを決めていました。そして繰り返し読んでいってどうしても覚えられないという部分には付箋を貼ったり、マーカーで色をつけて目立たせました。覚えた部分の付箋は取ることが出来るので最初に付箋を貼って、試験直前に読んだときに覚えていない部分にマーカーをして試験当日までひたすらその部分を読み返していました。
最初に理解していたことも時間が経過すると忘れてしまう心配があったので、テキストを最初から通して読むことは毎日少しずつ試験が終わるまで続けました。
上の勉強を土台にして、ある程度理解が深まったら市販の過去問を解いて出題傾向をつかみました。わたしは過去問を解いてから保育原理などでは保育所保育指針からの出題が多いことに気付き、焦って保育指針を読み始めました。保育指針や児童福祉法など資料からの出題も多いので、時間があるときに目を通すのが良いと思います。改訂があるので新しい資料を読むことが重要です。
一問一答式でいつでもどこでもできて良いですよね。わたしは電車の中や試験直前に一気に読みました。

わたしも勉強は好きではありませんが途中で投げ出さずコツコツやっていけば何でもできる気がします。

 

 

内容は一冊丸々覚えることができればベストだとは思いますが、それでは膨大な知識を詰め込まなければならないのでキリがない気がします。例えばですが、法律の内容や誰が何をしたか、各施設の構成員やその事業内容など、明らかに知識を必要とする部分はしっかり覚えます。テキストの中には具体的な保育事例や現在の地域社会・家庭環境についてなど何度か読めば自然に身に付いている一般常識でカバーできる内容もあるので、そのような部分は流し読みでもいいと思います。できるだけ広く目を通し、重要な部分はじっくり読んで知識を定着させる感じでしょうか。
テキストは書店またはネットの通販サイトで注文するか、全国社会福祉協議会のホームページに載っている注文先に連絡すれば確実だと思います。携帯でも見れます。

私は、子どもはいませんが、毎日朝7時に出勤し、九時帰宅です。
私の勉強方法は、やはりどんなに時間がなくても広い範囲で勉強すること。全国社会福祉協議会のテキスト(1冊1800円)(これは、NETで調べれば必ず出てきます)をまずは何も考えずに読みます。二回目によんだときに、なんとなくでいいので、見た覚えがある言葉は無視して、なんだこれ?と思った言葉のみマーカーを入れます。三回、四回繰り返します。

ぶっちゃけ、過去問題は一切解かず、今年は5教科中(私も幼稚園免許を持っています)4教科合格見込みです。(去年、2教科受かっているので)

古本屋にもあるとおもいますが、必ず最新のものかを確認してください。(すぐ改定されます)

後は、保育所保育指針を、ヒマを見つけて読むことが大事だと思います。